worksは8/24に更新しました.

人は光っている

光にもいろいろある。
人の目に見える光と、
ある昆虫が見ている光、
砂漠の蛇が見ている光。
 
同じ光、といっているけど、違うらしい。
 
なにが違うかというと、
赤外線、紫外線みたいな光の種類が
違うのだという。
 
へびは赤外線が見えるというし、
ちょうちょには紫外線が見えるのだという。
人が見える光は可視光線と呼ばれている。
 
つまり、人間には見えない光がある。
全然次元の違う世界で生きている生き物がいる。
と、思うと、そりゃそうだと頭では分かりつつ、
なかなか感覚としては受け入れがたい。
だって見えていないから、知っていても、
わかってはいない。
 

 
心霊的なテレビ番組で、オーラが見える、
なんて言っているのを聞く。
あなたから●●色のオーラが出ているます。
みたいな。
ああいうのって、じっさい自分には見えない。
だから、あるわけがない、と実のところ思っている。
 
ファンタジーな心構えとしては、
あって欲しいな、と思ってはいるけれど。
 

 
ところで、人からは熱が放出されている。
これって赤外線の一種。
赤外線が見えるへびや、蚊にとっては、
そのとき、人は光って見えている。
 
暗闇でも蚊が的確に血を狙えるのは、
蚊にとっては、人(標的箇所)だけがくっきり
見えているからだろうな。
 
そういう視点でみると、
人のオーラというものも、案外信ぴょう性が
なくはないようにも思えてくる。
 
なんにせよ、人は光っている。
(人には見えない光だけど。)
という事実が、なぜか、無条件に
自分を勇気づけてくれそうな気がする。
 

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