worksは8/24に更新しました.

壁は運を上げる

「うまくいくといいな」
とたいていのことに対して思ってる。
みんなもそうだと思うけど。

だれの、どんなことでも、
うまくいくといいな、と。

ただ、自身以外が権限をにぎっていたり、
おみくじのような天の采配だったり、
自分にはどうすることもできないことには
まず受け入れようということになるんだけど。

なんだけど、せめて自分でどうにかできることに
関しては「良き」に働きかけたい。

そこで「運」っていうワードが思い浮かぶ。
運を良くしたい。
だって運がよければ、うまくいくでしょ。
という短絡的な考えなんだけど。
運って、どうやったら良くなるのかな?

そう思ってAudibleでそれらしい本を
探してみると何冊か見つかったので、
読んで(聞いて)みることに。

運の方程式
チャンスを引き寄せ結果に結びつける科学的な方法
」(鈴木祐)という本。
他の本も聞いたけど、
今回はこの本に注目してみる。

聞きながら感じたのは、ぼくが「運」と呼んで
いることは、天から降り注ぐ「ラッキー」とは
ちょっと違うかもしれない。

どちらかというと、運命の舵とりが
自分でできているかどうか、みたいなこと。

運命が「面白さ」というコンパスに向かうように
舵をとる方法があったら知りたい。
ということなんだなって。

上記の本には、
そのための方程式があるんだって。

この本によれば、運はただの偶然ではなく、
以下の方程式によって説明できるらしい。
「幸運=(行動×多様+察知)×回復」

まず、行動と多様というところだけど、
すぐできること、とか
いつもやっていることばかりでなく、
やってみて怖い事、やってみたいが
簡単にはできなそうなこと、
あるいはピンチに陥った時の対応、
そんな「多様」にも行動でチャレンジすること。

さらに失敗してもすぐ回復することが
運を引き寄せるという。

冷静に考えたら、打席に立つチャンスが多いほど
うまくいく確率は上がるし、
どれほど失敗しても、日和ったり、
あせったりせず、毎回うまくいくぞという
炎のメンタルを持っていれば、
ヒットの確率はさらに上がる、ということは
想像もたやすい。

理路整然と考え直すと、そんな当たり前なこと、
と思ってしまうけれど。

実際のところ、
無駄に落ち込んで動けなかったり
今はその時じゃないと謎に先延ばしにしてしまう
ことがほとんど。

そんなときでも一瞬で回復し、
丈夫な足腰メンタルで「あ、それ明日にでも
できるかも」って思えれば、
確かに、運命の舵とりとしては最善な気がする。

むしろ、壁にぶち当たった時の方が
多様にチャレンジするチャンスでもある。
つまりピンチとは運がよくなるチャンスだと。

ちょうど今日、ぼく自身が著者として
すべての作業を終える「責了」になった
「このかべどうする?」(くもん出版)の内容も
とらえ方によっては運を良くするための
実践的な絵本、といっても過言ではないかも。

壁に出くわしたとき、どんな手を打っていくか
いつもの考え方だけではなく、
答えがひとつじゃないからこそ、
多様な方法を試して、失敗しても、
次のチャレンジにわくわくできる方法を
探すこと。

これ自分自身にも実践しないと。

ぼくがちょっとキツいけど、
やってみようと思っていることを
次回の作文に書いてみよう。

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