worksは8/24に更新しました.

全ての投稿

単語の中の単語

ことばのミニ実験室 全ての投稿

単語の中には、 他の単語が隠れている ということがよくあります。   「あたたかい」の中には 「たかい」が。   「こわかった」の中には 「わかった」が。   「つくろう」の中には 「くろう…

ぜんぶ読む

こどもバー

ことばのミニ実験室 全ての投稿

近年こどもたちは早熟である、 といわれる。   親から与えられるオモチャ、ゲームの 類いでは飽き足らず、 大人さながらの場所を求めて 街へ繰り出すのだという。   ベッドタウンから通じやすい 地方都市…

ぜんぶ読む

さまよう窓

全ての投稿

パソコンをつけると ろくなことがない、と思う。 思うけれども、スイッチを入れてしまう。   必要なのだからしょうがない、 とはいえ、実際にするべきことは それほど多くない。   来る宛もないのにメール…

ぜんぶ読む

でたらめな組み合わせ

ことばのミニ実験室 全ての投稿

正宗白鳥の「入り江のほとり」に、 辰男という代用教員が出てくる。   教員といっても免許をもった 正式なものではなく、 知識も確かなものではない。   けれど彼のライフワークは、 じぶんの好きな英単語…

ぜんぶ読む

脱!母国語?

全ての投稿

多和田葉子の「エクソフォニー/岩波書店」 をちょっとづつ読んでいます。   ドイツに住み、ドイツ語で 文章も書いている著者が、 自ら感じた言語的体験をもとに 語られるエッセイ集。   ドイツ周辺にはス…

ぜんぶ読む

折れた紙との付き合い

全ての投稿

本屋にいくと 絵本の棚をのぞいてしまう。 もうすっかり大人なのに、 子ども用に間取りされた絵本コーナーを ふわふわ歩き回る。   乳母車を押すお母さんと赤ちゃん。 いまにも絵本をぶっ壊しそうな わんぱくな子ども…

ぜんぶ読む

語感の濃度

全ての投稿

「散文」と「俳句」の語感って 違う属性のものだよなあ、と 分かっているつもりではあったけど、 じっさいどのあたりが違うのかを 実感したことはなかった。   けれど、いろは展に出品中の 二歩の新作「伝える票」を制…

ぜんぶ読む

「いろは展」あさって

全ての投稿

こんど参加させて頂く「印刷のいろは展」、 明後日の22日(金曜日)からスタートです。   その準備で朝から紙をひたすら切って切って 切って切っています。     え?今頃? 間に合わないんじ…

ぜんぶ読む

エアポケットにて

全ての投稿

高校生の春、 健康診断のお医者さんに   はい 息吸ってー。   と言われて、 ちゃんと吸えなかったことがある。   *   それは体調が悪かったから、 ということでなく、 心も体…

ぜんぶ読む

自由な舌

全ての投稿

信号待ちをしていると、 横にいた小さな女の子が突然 しゃべりはじめた。   なんだか分からない、 もはや日本語ではない声で 「をうをう、けしょけしょ、 れりゅれりゅ…」 その他、表記不能な声を まくしたてている…

ぜんぶ読む

「二歩」予告

全ての投稿

二歩としてのはじめての作品を 製作中です。   「二歩」はまだ生まれたばかりで、 紹介できる過去の作品も、 ホームページもまだありません。   ということで、 どんな作品を作っているのか、 この場でち…

ぜんぶ読む

石ころな言葉

全ての投稿

詩歌には、 じぶんの気持ちとか 自らのレンズを通して投影された 風景のようなものが漂っている。   感覚的な状況モデルが先だってあり、 それに基づいて言葉がつみとられる。 そういうイメージ。   前に…

ぜんぶ読む

クライミング

全ての投稿

ことばを使って面白いことを、 と考えるのは、 めちゃくちゃに難しい。   「こんなことをやったら面白そう」 という思いつきはいくらでも出る。   けれど、それを具体的な表現として 定着させようとすると…

ぜんぶ読む

言葉が誘導する詩

ことばのミニ実験室 全ての投稿

「文学」と「叫び」という単語を ドイツ語にすると、 Schrei(シュライ)=叫び Schreiben(シュライベン)=文学。   音的にみても、意味的にみても このふたつは複雑に関係している、 と多和田葉子が…

ぜんぶ読む

本屋の中の森

全ての投稿

欲しい本があるわけではないのに、 ちょっとついでに、と本屋に立ち寄る。   目的はないのでふわふわ歩き回る。 眺めていると「半分だけ知っている本」 というものに出会う。   ああ、これは友人が教えてく…

ぜんぶ読む

« »

サイト管理