単語の中の単語
単語の中には、 他の単語が隠れている ということがよくあります。 「あたたかい」の中には 「たかい」が。 「こわかった」の中には 「わかった」が。 「つくろう」の中には 「くろう…
2013/03/05
全ての投稿
単語の中には、 他の単語が隠れている ということがよくあります。 「あたたかい」の中には 「たかい」が。 「こわかった」の中には 「わかった」が。 「つくろう」の中には 「くろう…
2013/03/05
近年こどもたちは早熟である、 といわれる。 親から与えられるオモチャ、ゲームの 類いでは飽き足らず、 大人さながらの場所を求めて 街へ繰り出すのだという。 ベッドタウンから通じやすい 地方都市…
2013/03/04
パソコンをつけると ろくなことがない、と思う。 思うけれども、スイッチを入れてしまう。 必要なのだからしょうがない、 とはいえ、実際にするべきことは それほど多くない。 来る宛もないのにメール…
2013/03/01
正宗白鳥の「入り江のほとり」に、 辰男という代用教員が出てくる。 教員といっても免許をもった 正式なものではなく、 知識も確かなものではない。 けれど彼のライフワークは、 じぶんの好きな英単語…
2013/02/28
多和田葉子の「エクソフォニー/岩波書店」 をちょっとづつ読んでいます。 ドイツに住み、ドイツ語で 文章も書いている著者が、 自ら感じた言語的体験をもとに 語られるエッセイ集。 ドイツ周辺にはス…
2013/02/27
本屋にいくと 絵本の棚をのぞいてしまう。 もうすっかり大人なのに、 子ども用に間取りされた絵本コーナーを ふわふわ歩き回る。 乳母車を押すお母さんと赤ちゃん。 いまにも絵本をぶっ壊しそうな わんぱくな子ども…
2013/02/25
「散文」と「俳句」の語感って 違う属性のものだよなあ、と 分かっているつもりではあったけど、 じっさいどのあたりが違うのかを 実感したことはなかった。 けれど、いろは展に出品中の 二歩の新作「伝える票」を制…
2013/02/24
こんど参加させて頂く「印刷のいろは展」、 明後日の22日(金曜日)からスタートです。 その準備で朝から紙をひたすら切って切って 切って切っています。 え?今頃? 間に合わないんじ…
2013/02/19
高校生の春、 健康診断のお医者さんに はい 息吸ってー。 と言われて、 ちゃんと吸えなかったことがある。 * それは体調が悪かったから、 ということでなく、 心も体…
2013/02/16
信号待ちをしていると、 横にいた小さな女の子が突然 しゃべりはじめた。 なんだか分からない、 もはや日本語ではない声で 「をうをう、けしょけしょ、 れりゅれりゅ…」 その他、表記不能な声を まくしたてている…
2013/02/15
二歩としてのはじめての作品を 製作中です。 「二歩」はまだ生まれたばかりで、 紹介できる過去の作品も、 ホームページもまだありません。 ということで、 どんな作品を作っているのか、 この場でち…
2013/02/14
詩歌には、 じぶんの気持ちとか 自らのレンズを通して投影された 風景のようなものが漂っている。 感覚的な状況モデルが先だってあり、 それに基づいて言葉がつみとられる。 そういうイメージ。 前に…
2013/02/13
ことばを使って面白いことを、 と考えるのは、 めちゃくちゃに難しい。 「こんなことをやったら面白そう」 という思いつきはいくらでも出る。 けれど、それを具体的な表現として 定着させようとすると…
2013/02/12
「文学」と「叫び」という単語を ドイツ語にすると、 Schrei(シュライ)=叫び Schreiben(シュライベン)=文学。 音的にみても、意味的にみても このふたつは複雑に関係している、 と多和田葉子が…
2013/02/10
欲しい本があるわけではないのに、 ちょっとついでに、と本屋に立ち寄る。 目的はないのでふわふわ歩き回る。 眺めていると「半分だけ知っている本」 というものに出会う。 ああ、これは友人が教えてく…
2013/02/09
« 文字とことばの「二歩」 言葉が誘導する詩 »