ことばのロボットいろはちゃん 更新2020/8/5

見たい言葉、咲く言葉

さいきん出会った、効く言葉。

その1、

決まったら夏へ旅立て
魔法瓶には鮮らしいことばを詰めて
(杉崎恒夫)

「鮮」の送りがなに「らしい」が
つくって…、ん?と思う。

辞書で調べてみると、
これで「あたらしい」と読むらしい。

漢字のポテンシャルによろこびながら、
「鮮」という字が
「あざやか」でいて、「真新しい」という
ダブルミーニングとして重なっていく。

じつは、どんなときでも、
人は言葉をさがしているものだと
思います。

見たい(あるいは見たくない)言葉を
無自覚な自分が呼び寄せている。

そんなわけで…
決まる、夏、旅立ち、
魔法、あたらしい、あざやか、ことば

と、単語だけ抜き出しても、
うれしさは消えません。

その2

伝わらないことが、
たくさんあって、ほんとによかった。
伝えにくい荒野の面積が
広大であることは、たぶん、希望だ。
(糸井重里)

作品を作るというのは、けっこう
メンタルが重要なのだと思っているのですが、
ここだ!という「躁な瞬間」をとらえるのが
ほんとうに大事で、それでいて
なかなかタイミングが測れない。

だから、こういう言葉と出会って、
観葉植物みたいに、ふと目を離したすきに、
ぱっと花が開いていた。
みたいなことに期待したりもします。

ちょっと前まで、
毎日作文習慣をしていましたが、
優先するべき項目ができたので、
作文の時間を
そちらに充てることにしました。

書きたいときに、
好きなように書く、
というモードにふたたび戻します。

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