雑談
久々なので、雑談タイム。
最近、好きだなーと思うけど、
共有する機会がない事柄が
いくつかあるので、ここで。
ピアニストであり作曲家の、辻井伸行。
このCMの曲を(多分、他人から見たら、
狂ったように)この1週間で、
少なくとも200回は聞いている。
短いから必然的に繰り返しちゃうんだけど、
繰り返し聞いても、飽きない。
クラシカルで、品があって、
人の気持ちがそこで弾んでいるような
気分になって、心地よい物語の断片が
イメージとして広がってくる。
まるで、おしゃれさんが洋服をあてがって、
どれが似合うかなーと悩む、
嬉々とした様子と似ているんじゃないか。
これにはどんな物語が似合うんだろうと
考えるだけで面白い。
*
ことばの実験室は、
しばらく止まっているけど、
これやりたい、と思うことだけは
作る自分に対して無責任に思い付く。
一つは、かんちがいの面白さ。
要するに、一つの文章が、
二つの意味にとれるという現象の謎。
本来の言葉の役割である
「正確に伝える」
からは逸脱するけど、
でも、間違って伝わるという事は
確実にあって、
そういう言葉の性質を
利用してコンテンツを創れたら
と思う。
これのタイトルを
「しらんちゃんと、しったパパの
かんちがい相談室」
として、実は完成間近。
*
あとは、触覚の世界観。
前も作文で書いたけど、
視覚ではなく、
触覚だけで広がるイメージの
世界を描きたい。
とある、クライマーが
崖をゆっくりと降りていく。
そこで、橋にぶち当たる。
その直線をたどって歩いて行くと、
突然、垂直に曲がる。
つまり、落ちてしまう。
あ、これは、厚い小説本の
小口だったんだ。
つーっと落ちていと、
柔らかい枯れ葉の毛布に着地する。
うわーっと埋もれて、もがいていると
気が付く。
これはタオルだった!
そして、こんがらがった
蔓から逃れられなくなったと
思ったら、
それはイヤホンのコードだった。
最後の目的は財宝が入った箱を、
つまり財布を探すこと。
はっと我にかえると、
ここは満員のバスのなか。
財布を手にして、
ピッとタッチして、
やっとおうちに帰れた!
そんなのもやりたい。
2018/06/28