worksは8/24に更新しました.

ありがとうございました

東京の外苑というところで行われた
アートブックフェアが終わりました。
 
いろいろな方々に見て頂いて、
まさに文字通り「有り難い」機会でした。
kiteや二歩のブースに立ち寄って
下さった方、本当にありがとうございました。
 
わたしたちはおそらく、ブックフェアに
来場している多くの人を、
「一般的な人」だと思っていますが、
そうではないのです。
ある程度、限られた属性の人が来る、
いわばマニアックな会だと思っています。
 
だからこそ、出展する人以上に来場者も
熱気を帯びたものすごいイベントなのだと
感じました。
 
アートやデザインをひとつの
ファッションとして扱っているのが
ほとんどで、普段の流通経路では
なかなか表立たない鋭利な作品群が
軒並みに揃っています。
 
シーツをどーん063
 
いちばん印象に残った来場者は
ぼくの幼なじみの友人。
 
アートやデザインには全く興味を
示さないタイプの(いわば多数派の)人間
なのですが、
ふらっと遊びにきてくれました。
 
別にぼくの作品に興味があるわけでなく、
「早く飲みいこうぜ」と誘う為に来たらしい。
 

 
他のブースも見て来なよ、というと
「もう全部見た、よく分からなかった」
という感想に、ぼくはしびれた。
いいなあ!その通りだよ!
 
その場で気に入っても、
買って家に帰った時、
どこに置こうかなとか、
どうやって、どんなシーンで使おうか、
とか考えると、
何の役にも立たなかったりする。
 
自分の作ったものを含めて、
もっと実用的で、生活に馴染むものに
しなければ、と痛感しました。
自己満足でやっているわけじゃなし、
これで生きていかねば、と思えば
なおのこと。
 
いかんなあ、と思う。
作品が実際の生活の中で
ちゃんと駆動するように!
とより考えたくなりました。

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