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手探り

お前の肩書きはなんだって言われたら、
言葉に詰まる。
 
「作家です。」とは、なかなか言えない。
その呼び名はあんまり好きではない。
 
いま作家というと、
文筆業だけでなくていろんな作家がある。
陶器、ガラス、木工、アクセサリーなどなど、
手製で作って、その味わいを価値とする。
アーツ&クラフトが個人レベルで増殖している。
というようだ。
 

 
ぼくはとくに手作りで、というわけではないし、
味わいを出したいとも思わない。
 
じゃあ、なにがしたいんだ、といったら、
簡単にいえば、
「マーケティングに歓迎されたい。」
というのが近いと思う。
 
それが、いくつかの売り物をつくること、
であるかもしれないし、
映像とか、既存のメディアにのっかる
ということかもしれない。
 
とにかく僕の考えている’今後’は、
「作家」とはおもむきが違う。
 
自分の作るものが世間の一般的な
生活に対して具体的に
どんな価値を持つようになるか、
と考えることが大切だよなと思う。
 
僕だったら、
「誰の所属でもない純粋なモノとしての
言葉の効果」っていうのが、
気になっているなあ。
 
ツイッターとか、
フェイスブックとか、言葉の背景に
その人の存在がついてまわる。
人に所属している言葉にあふれている。
意見とかつぶやきにばかりに、
言葉が浸っている。
 
そういうところで、
本来の言葉の味わいとは、
こういうものではないか、
という実験的な試みが出来ればと思う。
 
どんなふうに暮らしに浸透していくか、
ってもっとイメージしていかないと
ダメになるなあ、という気がする。
 

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