兆候の仕込み方
占い好きの
最終的な目的はただひとつ。
「良き兆候を見つけたい」
ということ。
占い好きのぼくが
そう思うのだから、
全くの見当違いではないはず。
なにか超越的な存在に、
自分を肯定してほしいという
望みが、占いをさせる。
まずぼくたちがおみくじを引く
理由は第一に大吉を引きたいからで、
仮に小吉や、凶の場合だったとしても、
それが反対に自分にとって
好都合なものだと考えるクセがある。
占い好きのトップ選手ともなると
逆転的発想で、大凶すらも
大吉よりも自分にとっては
むしろ身になるものである、と
考えることができるらしい。
ぼくはまだ敵わない。
*
もし、いま感じている憂いが
気の持ちようであるなら、
同じように気の持ちようで
前向きな心構えになりたいものです。
そこで、身近なものを
良き兆候として見る視点を得たい。
たとえばこんなもの。
蝶が目の前を通りすがったら幸運。
空いている料理店に入ったとき、
自分のあとに続いてお客が入ったら
いいことがある。
ipodで音楽をシャッフルしたときに
好きな曲が一番に流れれば、いい日。
蜘蛛の巣にひっかかったら、
チャンスは目の前。
ゴキブリをみたら、タフになれる。
*
などなど、
日常の中に自分で思い込みの種を
仕込んでおけば、色んなものが
良き兆候のための効能になって
くれるようです。
2013/09/29