体を通り抜け、空へ
なんとこの作文で、
更新が700回目。
結構さぼっているようで、
あっという間。
これをはじめたのが、2011年12月。
なんだけど、
間違ってサーバーごと初期化してしまい
2012年6月からカウントを始めてます。
当初から1000作文が
目標だったので、あと一年くらいで
頑張って達成したいな。
一月につき25回か。…
*
さて、今日の作文は、
からだを通り抜けるもの。
クーラーをつけずに今年の夏は
やり切る、ということで、
でっかい扇風機を用意したんだけど、
最近は尋常ならざる暑さで、
じっとしているだけでも
汗がじっとり出てきて、
体中から熱気がただよう。
熱気というのは、
赤外線(電磁波)の揺れ方を激しくするので、
赤外線が見える蚊やヘビからすると、
いまのぼくは、光って見えているんだろうな。
そんなとき、
扇風機にあたるとすずしい。
高原に行って風に当たっているくらい。
このときに、
汗が蒸発する気化熱によって、
熱(赤外線の光)が
パーッと拡散されていく様子が
思い浮かぶ。
*
空気は体の内側から
皮膚呼吸(わずからしいけど)する。
汗も、熱も、体を通過して、
外へ出ていく。
そうおもうと、透明人間が、
壁をすりぬけて移動している、
というくらい、不思議に思える。
*
気化熱のことも考えると
空気がよっぽど水分と
くっつきたがっているんだなあ、
と思って、これも不思議。
気温が高ければ、
水分の保有量も高まるらしい。
体の中から汗として出てきた
水分を、空気が熱と一緒に
はこんでいく。
どんどん空気は水っけを
吸収していく。
本来なら、そのじとじとの熱い空気が
上昇して冷えて、
雨が降るんだけど
いまは、上空に高気圧があって、
地上のじとじとの熱い空気の
上昇を阻止しているのだと。
閉じ込められている空気にしたら、
うおーって感じで、
どんどん湿っぽく、
どんどん熱くなっていく。
で、ちょっとしたタイミングで、
上空の高気圧がよそ見して
逸れると、
閉じ込められていた空気が、
耐えきれず、爆発的に雨雲に
ふくれ雷雨となる。
*
話が転々とするけど、
クーラーをつけない生活なので、
この雨雲、待ってました!
と思いながら、観察。
まっくろなゴジラみたいな
雨雲が下界を見下ろすように
立ち上がり、覆いかぶさり、
次第に空全体に広がる。
…
という、この話は
また別の機会に
とっておこう。
2020/08/13