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似顔絵募集に際して思うこと

今年は実際に会って似顔絵を描く
ということをしているんだけど、
来てくださるみなさんが、すごい、と
思えてしかたない。

なんていうか、
フォロワーさん、とか、お客さん、とか
そういう「大勢」として一括に見るとらえ方を
ぜったいにしてはいかん、と、いう気持ちに
させられるというか。

お一人お一人とお話をするなかで、
その道のプロフェッショナルな方だったり、
人として輝ているなーと思えたり、
その方独特の存在感を感じて、
どなたにも見仰いでしまう。

そのうち、だんだん恐縮していく自分を
感じるという始末。
(それはそれで良くないなと思いつつ)

今見えている(見せている)様子は
氷山の一角であると、
その下にあるその方の魅力の宝物殿を
覗いてみようという具合に想像するのが、
絵を描いているときの
好きな時間だったりする。

もちろん似顔絵だから、
顔のパーツについて
具体的に見ていくことはするけれど、

内面や、ご家族同士の関係性みたいなものを
読み取っていくことが、じつは絵を描く
面白みだったりします。

似顔絵でよくあるような
「顔の特徴的な部分のデフォルメをして
ニュアンスを強調する」というのがありますが、
自分の場合は、
「内面」というか「表情」というかの
ニュアンスを絵の中で増幅させて
描けたらいいなと思い始めています。

その人の内面のきらきらしている部分を
よりよく描きたいなと。

それが、絵の中でずっと活き活きと
生き続けていく永久機関みたいな形で
絵が働いてくれることを願いつつ。

一方で、似顔絵を募集していくにあたっての
改善点がいくつかあって。

1,お待たせすることについて。
ご依頼の新陳代謝があまりよくなくて。
とにかくお待たせしてしまう。

2~3か月ほどお待たせしてしまうことも。
そうなると、この瞬間の!この気持ち!
というのを逃してしまっている気がして…

ご依頼していただく方の思いの火力が
やっぱり、しゅんって
なってしまうんじゃないかなと。

なので、一回の募集ごとに人数は少なめに。
フレキシブルにしていきたい。

1週間に2組。
1回の募集に4組くらいで
締め切るようにしようか。

2,金額の行く先について。
そこそこの金額で描かせていただく似顔絵です。
なので、そのお金をどう使うか、
どんな目標の過程なのか、
ということをはっきり共有しておきたい。

なんとなく、ご要望に沿って描く、
のではなくて、
ご依頼いただくことが
にしむらゆうきとしての
活動のエンジンになっているという感謝と
一緒に歩んでいるという感覚を共有していたい。

「依頼する」ということが目標のための
強力な手助けになっているんです。

もうすこし具体的にいうなら、
今年の後半も似顔絵巡回をしていくのですが、
できるだけたくさんの方と出会いたいので、
金額的なハードル低めで似顔絵を受付たいなと思っています。

遠征で利益を生まない分の補填として
似顔絵の売り上げを使わせていただきます。
健全に活動するためにバランスをとることが
活動生命にはなくてはならないのです…!

現状の予定は、

7月28日(日)に山梨県北杜市にある「星の時間」さん
8月10日(土)に東京都立川市の立川未来センターにて「さんさんガーデン」に参加します。
9月22日(日)に岡山県倉敷市にある「つづきの絵本屋」さん
10月20日(日)に香川県高松市にある本屋「ルヌガンガ」さん※満席になりました!
11月22日あたりで福岡市博多区の図書館、飯塚市の書店
で行う予定です!

良き出会いを!

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