きちんとサボる宣言
このページを始めた当初、ここには
好き放題なことを書こうと決めた。
いくら変なことでも、ばかっぽいことでも、
いや、むしろそういう方が、たのしい、
自分をいやすための方法としてたのしい、と、
思ってそう決めた。
けれど、たいへん遺憾なことに、
近頃更新できていなかった。
「忙しい」と素人のぼくがいうと、
忙しマニアに怒られそうだけど、
いやーな忙しいだった。というのは、気持ちが
ずーっと落ち着かないあわあわした日々だった。
…と、言ったところで、時間はもどらない。
*
これではっきり分かったけど、忙しさは
言い分にもならないし、味方でもなければ、
がんばっている証拠にもならん、
作業雑務をこなしても心はそだたない、
単なる敵(かたき)だと思った。
忙しさを討伐するために、
折り目正しくサボることをしなくては、と
強く思う。
例えば、この作文を書いたりして。
考えを掘り下げたり、じっくり考える時間は、
基本サボっている時間に生まれる。
自分が自然体でいられる場が、
この作文の中だった、といっても言い過ぎ
ではない。
実際くつ下を脱いで、パジャマで
書いていることが多いし。
自分で自分をかまってやる大切な時間だ。
だから一等の読者は自分なのだけど、
たまに「読んでいる」という人に出会うと
それはそれで、書いていて良かったとおもえる。
これを読んでおもしろいと言う人も、
きっと変なやつにちがいない。
そういう人と、この作文で変な気持ちを
みせびらかして共有したい。
日々、できるだけ書くことを心がける。
2015/04/08