ことばのロボットいろはちゃん 更新2020/8/5

私のなかの影の暗躍者

みなさんは、
お茶をどうしているんでしょう。

ペットボトルで買ってくる?
飲みたいときに飲みたい分だけ
ポットで沸かす?それとも水だし?

うちでは、2リットルのお茶を
一度に煎じて、熱いまま飲むなり
冷やして飲むなりしています。

節約が趣味である同居人によると、
これが一番の策なのだそうです。

なので、
お茶が無くなりそうになると、
鍋に水を入れて、火にかける。

何度も繰り返しているから
2リットルを最大火力にかけると、
9分で沸騰することが分かるので
タイマーでセット。

ふたの端から蒸気がふきだしているのが、
沸騰した合図。

けれど、この蒸気、大変危険なのであった。
昨日は不注意にも、ふたの開け方に
失敗して、蒸気を手首に直撃させてしまった。

わ、っと思ってすぐに冷やしたんだけど、
完全にやけどをおってしまった。

(さて、ここからが本題)
…上記のように、
体の外側のケガってすぐわかる。
すぐ痛いし。
具体的で痛みの震源地も分かる。

一方で、
体のなかの不調って分かりにくい。

小学生のころ、一時期だけ
不整脈が出たことがあって、
もちろん自分自身にそんな自覚はなくて。

寝る前に、えー、本当かなと思って
枕に耳をおしあてていると
心音が聞こえてくる。

それが、本当に一定じゃなくて、
独特なリズムをきざんでいる。

なんだこれは、
体のなかで、自分じゃない虫みたいな
別の生き物がいて、
そいつの奏でるビートを楽しんでいる
そんな気分で、
どく、どく、どく
お、ここで溜めて、溜めて、きた!
どくん!みたいな。

いまでもあるのは、
天気や気圧で調子が変わるとか。
これも謎。自覚はあるけど、
体の中の震源地がはっきりしない。

そもそも、
健康診断ではじめて体の異変が
発見されるっていうのも、
自分のことなのに、自分でわからない
領域があるからこそ。

そんなこともあって、内臓って
「ぼく」であって、「ぼく」ではない
まったく別の同居人であるような
気がしてくる。

自分のなかに隠れた自分がいて、
そいつと、一心同体ではあるのに
とんでもなく無口なやつで、
表に出てこない。
そのくせ、気持ちや健康に対して
とんでもない影響力をもっている。
さながら影の暗躍者。

そう思っていたころに、
「内臓とこころ」(河出文庫)を
読み始めて、
まさに影の暗躍者である内臓が
どんなふうに心に影響を及ぼしているのか
が説明されていて、おもしろい。

まだ読み始めたばっかりなので、
また読み終えたら何か書きます。

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