ことばのロボットいろはちゃん 更新2020/8/5

新しい絵本の草案

ディズニーのアニメ
「不思議の国のアリス」に
出てくる昆虫がおもしろいんです。

こんなもの。

(Horse Fly)=ハエの仲間と、
(Rocking Horse) =子供がのって遊ぶ
木馬がゆらゆら揺れるおもちゃ、

これらをミックスさせた生き物
(Rocking Horse Fly)=
小さい木馬に羽が生えて、ハエみたいに
飛び回っている。

(Butter-fly)=蝶々と
(Bread-and-butter)=バターつきパンが

(Bread-and-butter-fly)=
羽がバターつきパンになった蝶々。

こんなふうに、
正しい意味のとらえ方ではなくて
区切り方を変えたり、くっつけたり
するのを「異分析」というそうです。

ま、ダジャレみたいなものです。

これ日本語でも、いろいろ作れるんです。

(団子)と、(だんごむし)が
くっついて(団子むし)。
くし団子にちいさな足が生えて、
並んでもぞもぞ歩いて行く。

(鳥)と、(ちりとり)が
くっついて羽の生えたちりとり。
せっかく掃除しても、飛び上がって
ほこりをばーっと散らしてしまう。

(椅子)と(カレーライス)が
くっついて、椅子の形に模られた
ライスにカレーがかかっている。
座ったらぐちゃぐちゃになりそう。

(タイヤ)と(たいやき)が
くっついて、タイヤみたいな
おやつのできあがり。

え、なにこれ?
と思うものたち。
ちょっと奇妙で、ちょっと不安。
たべられるの?
どうしたらいいかよく分からない。

一方で、

(虎)と(とらっく)が
くっついて、大きな虎に
乗って走るトラック宅配便。

(星)と(うめぼし)が
くっついて、ぱちぱちはじけて
あまーいお菓子みたいなうめ星。
でも、すっぱーくて、おいしい。

(鈴)と(すずめ)が
くっついて、鈴に羽が生えた小鳥。
窓の外でちりんちりんと
朝を告げる鳥。

(パン)と(ぱんつ)が
くっついて、焼き立てパンみたいに
ほかほかしたきもちいいぱんつ。

(駅)と(うえきばち)が
くっついて、庭先にならぶ
植木鉢型の小さな駅舎。

こんなのがあったら、
おもしろそうだな、と思う
好奇心をさそう奇妙なものたち。

さて「ことばけ」という絵本のアイディアは、
妹が生まれるので、お母さんとお父さんが
病院にいってしまうところから
始まります。

その間に「ぼく」はおじいちゃんの家に
預けられる。
おじいちゃん、おばあちゃんとは
あそんだことはあるけれど、
家に行くのは初めて。

しかも、ぼくひとりで。

そんな不安と、一握りの好奇心で
家にいくと、その不安から
いろんなものが「ことばけ」に見えてしまう。

前回の作文で書いたように、

初めての場所に対する居場所感覚。

最初はおやつの「タイヤき」が出されても
全然おいしくなさそう。
でもおじいちゃんたちは、当然のように
おいしそうに食べてる。

掃除のお手伝いをするけど、
「ちり鳥」が邪魔をしてうまくできない。

そういう不安な感じに包まれるけど、
しだいに、不安が、好奇心に変わっていく。

ピンポンが来て、宅配の受け取りを
してきてと頼まれていくと、
そこには大きな虎が!

配達のおじさんが、
虎ックの荷台を開けて、
(お尻の辺りがぱかっと開く)
しくみを見せてくれる。

そして、ウインクをして、
颯爽と虎に乗って去っていく。

すこしだけワクワクしてくる。

主観的にモノを見ている、
ということなら、
見たいものを見たいように見ていたい。

ことばけも、不安なことばけじゃなくて、
楽しいことばけをみていたい。

最後は、髪を梳かす「くし型」の
「タくしー」に乗った3人がやってくる。

ママと、パパと、妹!が
ぼくをお迎えに来る。

家族4人がぎゅっと抱き合う
最後のシーンでは、
いままでことばけだったものたちが
全部もとどおりのものに
描かれていて、おしまい。

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