プログラミング必修科目って?
最近やたらと聞くのが、
「プログラミング」と教育。
プログラミングを
子供向けに伝えようみたいな
意図がどわーっとあふれてきている
というかんじ。
あふれてはきているものの、
外野で眺めているぼくとしては、
それがなぜなのか?
どんな意味があるのか?
実感が湧きません。
*
そこで「プログラミング」と
検索してみることに。
「プログラミング …」と打ったところで
関連ワードで「プログラミング的思考」
と表示されたので、そこをクリック。
とあるサイトをみると、
2020年から小学校で必修化と書いてある。
あ、そうなんだ。だからか!
じゃあ、具体的に
なにをするんだろう?
と、思って調べても、
出てくるのは、研究とか論文的なPDFで、
授業の風景とか、内容がぱっと出ない。
このままでは要領を得ないので
もうちょっと調べていくと、
こんな記事が、
「プログラミング教育は
算数や理科など既存教科の中に
プログラミング教育が組み込まれる
ようになり、
「プログラミング」という教科が
新たに作られるわけではありません。」
えー、そうなんだ。
見ていくと、生活や、音楽の授業の中でも
プログラミング的思考の視点を
取り入れているみたい。
それって必修科目っていうのか。
*
学校の総本山である
文部科学省は「プログラミング」に対する
学習指導要領で、何を言っているんだろう?
ざっくりかいつまむと、
自分の意図を実現させるために
「どうしたらいいのか」を
論理的に考えていく力が必要、
なんだそうです。
その背景には、ゲーム、スマホしかり、
AI家電なんかも増えてきて、
生活まわりにコンピュータがたくさん。
だから、コンピュータの仕組みを把握して、
いずれそれを使うこともできるようになる
ために知っておく必要があると。
それから、
多くの仕事が自動化されることで、
働き方が変わってきた。
今までのように上から指示をうけるだけの
「だれがやっても同じ」な仕事が減って、
個人が主体的になって、
「これがやりたい!」と思って始まる
あらたな仕事とチャンスが増えていくのでは。
つまり、他人に身をまかせるな、と。
個人で活動する機会が増えそうだ、と。
なので、自分の意図を実現させる
「方法」から考えて、実践して、
トライ&エラー精神で
やっていく力が必要になってくる。
みたいなことが、
プログラミング的思考の礎なのだそうです。
*
教える側も、すごい高いハードルが
加わったという感じで大変だし、
頭を悩ます人は増えるだろうな。
でも、そもそも頭を悩ます必要はないし
こういうことに頭を悩まし苦しむなら
本末転倒というかんじさえする。
だって、そういう問題とか、
自分自身の意図やイメージを
現実にしていくための思考法を教えるのに、
その教え方を実現できない大人たちの
情けさたるや…でしょ?
だから、大人たちは教えるんじゃなくて、
そして、プログラミング的思考という
言葉に縛られるんじゃなくて、
大人たちそれぞれの
自分の好きなやり方で、好きなことを
自分がたのしめる遊びとして
展開すればいいじゃんと、
思いました。
自分がプログラミング的思考を
やるなら、こういうことを
やってみたいというのを明日。
2021/06/22