あたらしいことばの表記法@恵文社

「以前働いていた職場の先輩」に教えてもらって初めて知った京都の本屋。
いわずもがな人気のお店で、とにかくたくさんの人に見て頂きました。
 
自分のつくったものが、多くの人にとってどういう効果となりうるのか、という
疑問を確かめるために、今回はじめて「販売」という形をとりました。
 
「面白い」と思う事と、「欲しい」と思うこととの違い、
それを欲しいと思わせるのはどうしてなのか、時代的なムードとはなんだろう。
 
そういうことに対して自分のやっていることが通用するか、
これを確かめたかった。
 

結果的に展示に来てくれた方は400人から500人。
そのうち記帳して頂いたのは約110人。販売数は132点。
 
本当にありがたいことでしたが、こんなに売れてしまったことが
とても恐ろしい気がしています。
終わってから、これが沢山のひとの手元にあるのかと思うと、
「こんな未熟で粗雑なものを作ってしまった」という後悔で
いっぱいです。
 
「かわいい」とか、「おもしろい」というだけではなく、
普段抑えられている「自分自身の解放」への引き金となるような、
あるいは、だれかの心の拠り所となるようなものを、
しっかりとした精度で、今後つくって広めていきたい。
 
こう思えた事が、何よりの成果だったと思います。
足を運んで頂いたみなさま、気にかけてくださったみなさま、
お世話をかけて下さったみなさま、本当にありがとうございました。
 
 
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