手をつかないで
運命の分かれ道というものがある。 と、言われる。 それが一体いつなのか、 どこで目の当たりにするのか、 その時にただしい判断ができるのか。 日々の心構えが試されているようで 考えるだけでおっかない。 &nb…
2012/10/16
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運命の分かれ道というものがある。 と、言われる。 それが一体いつなのか、 どこで目の当たりにするのか、 その時にただしい判断ができるのか。 日々の心構えが試されているようで 考えるだけでおっかない。 &nb…
2012/10/16
言葉に生命力を、という 実感を作ろうとして色々試みていると、 ある壁にぶつかる。 意味をもたない文字列を 「表現」として成立させようとしても、 感覚として頭に入って来ない。 という問題。 いや…
2012/10/15
日本に生まれてこのかた 他国に出たことがない。 話せる言葉も日本語だけ。 一カ国語しか話せないのは 日本人くらいなのだという。 多人種の国であれば、それだけ 耳に入ってくる言葉も…
2012/10/12
天気がいいとそれだけで 幸福な気分になれる。 ビルとビルの間にある空き地に 足を止めて佇んでしまう。 ああ、いいなあ。 いいなあ、と思っていると、 次第に景色が消えて行く。 消えて行くというよ…
2012/10/11
「素直なわがまま」という本に 宮崎駿の対談が掲載されている。 アニメーションに声を入れる時の しゃべり方について書かれていた。 かいつまむとこんなかんじ。 * アニメも芝居も、 …
2012/10/10
言語化できないことって じつに膨大にあるのだなと思う。 けれども「言語化できない」だけあって それが何であるか、どこにあるか、 肝心なところが見えにくい。 * 眠った時に見る夢な…
2012/10/08
俳句の因数分解というのを 思い付いたことがあった。 俳句の「575」は、(1)と(2)の 二つの要素に分けて捉えることができる、 という考え。 (1)は「題目」。 これは一般的な名詞が多い。 …
2012/10/07
眠るちょっと前に、一瞬だけ とてつもない快感が 押し寄せてくることがある。 景色が一変するような 錯覚に囚われる。 窓の外の風景はきらきら輝いて 冷たい風が吹く草原の丘が 広がっていたり、 切…
2012/10/06
エレベーターに乗る習慣があった頃、 ぴんぽんが鳴って扉が開くと、 いつも決まった風景が広がっていた。 あきあきしようが、何を思おうが 同じ風景はいつも約束されている。 そんなときに想像すること…
2012/10/04
いま詩歌が読まれるとしたら どんなものだろう。 栞とか、パズルとか、アクセサリーとか メッセージカードとか、 なにか実用性があるものに言葉を くっつけてしまえば、受け手として 「読む」という理由がつきやすい…
2012/10/02
電車に乗るのが好きかもしれない。 自分の部屋で、何もせずぼんやりしていると 「なにかをしなくては」という 恐怖感に囚われる。 けれど、電車に乗っていれば そうは思わない。 とことんまでぼーっと…
2012/10/01
家のポストを見る癖がある。 朝起きたとき、 家を出るとき、 帰ってくるとき、あと寝る前にも。 これは悪い癖だなと思う。 大体、寝る前の時間になんて なにも届くはずがないのに 表に出てつい覗いてしまう。 &n…
2012/09/30
ロールペーパーや575(休憩中)を 日々更新しているけれど、 だんだん何のために書いているのか わからなくなる。 どういうものが面白いと思うのか。 自分たちで時たま感じる 「面白いな」という気分は、 正しい…
2012/09/29
トップイメージを変えました。 以前から気になっていた 「読み方の重力」。 言うまでもなく、 文章は縦書きだと「上から下へ」、 横書きなら「左から右へ」読んでいく という規則があります。 規則と…
2012/09/28
甘やかされてきてしまった、と思う。 昔っからそうなのだと思う。 高校生1年生の頃、 あれは雨の上がった日のこと。 陸上競技部だったぼくは、 砂場にかぶせられたカバーを とりはずそうと「重し」を…
2012/09/27