worksは8/24に更新しました.

知られると困ることの価値

facebookやtwitterはとっても
普及していると思う。
大概の人にfacebookやっている?
と聞くとほぼ100%がやっていると
答えてくれて、友達になってくれる。
 
そして、そこには書きたいこと、
人に言っておきたいこと、
報せたいことを書く。当然だけど。
 
そういう内容でいっぱいである。
個人個人のニュースまとめサイトみたいな
ものだったりして便利でおもしろい。
 
けれども、一方では「誰かに見せたい自分」
「伝えておきたい自分」という種類の
情報は、飽和状態にあるという気もする。
 
それに、それが世界のすべてである、という
錯覚にもとらわれてくる。
 

 
逆にSNSには、書きたくない。
見せられない、教えるに値しない。
そんな恥ずかしい、あるいは無意識の
どーでもいい部分というものも、
少なからず実はあるものである。
 
そういう、あるんだけど、
ないことにしている自分。
という側面が、今、価値ある情報に
なるのではないかと思っている。
 
私小説の現代版みたいなものが。
 
あえて、恥ずかしいことを書く、
あえて、自分のだめな部分を書く、
ということを、
できるだけ「…そんな自分ってかわいい」
みたいなニュアンスを入れず、
まじでそうなんだ、というほぼ告白
レベルのつもりで書くのは、
なかなかできない。
 
はっきり言って、一日の50〜80%くらいは
無意識である。
ぼんやりして、どうでもいいことや、
危ないことを考えている。
 
そういうことが
ぼくのなかでよくある。
次回はそれを書こう。
 
はずかしいこと、
人に知られると困ることこそ、
価値があるような気がする
さあ、勇気をだすんだ。

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