ことばのロボットいろはちゃん 更新2020/8/5

虫のようなもの

虫ってふしぎだなーと思う。

虫は好きじゃないので、
直接見たい、触りたいとは
思わないけど、
こんな動画を見るのは好きで、
よく見ています。

よーく、見るだけなら、あーきれいだなと
思う。
それに、観察しているのをみていると
きまったパターンが見えてくる。

オナガウジが深い水の中に入ると、
尾を長くのばして空気を吸いにいくとか、
ダンゴ虫は、右に曲がったら、かならず
次の曲がり角では左に曲がるとか。

蚊が血を吸いに行くきっかけとか、
ヒルは塩に触れると逃れるために
暴れ出す、とか…。

ともあれ、それによって
生きていくための確率を上げたり
効率を良くしたりするための
本能というか。

そういう本能って、
人でいう性格とは違って、
個体差がない(おそらく)。

気分とか、考えという
「意識」レベルでの話ではなくて、
反射神経で生きている感じ。

虫の本能みたいなものが、
人間の体にもあります。

内臓のはたらきや、
分泌物をコントロールすることは
できないもんね。

そう思うと、意識が
抵触できないことは多い。

たとえば、
ごはんを食べたあとのことは
意識には権利はない。
体任せ。

指を切って血が出た時も、
血を止めようとして、
ぐっと力をこめる、なんてことは
しない。

放っておけば、
かさぶたになって、そのうち
治っている。

すごいのは、
(というか当たり前なんだけど)
寝ているという無意識の時間にも、
体は常に活動している。

意識よりも、
虫的な本能の部分の方が、
ずっと広範囲で自分のことを
構ってくれている。

意識って、ちっぽけなんです。

その割に、
なにかを考えたり、思いついたりすると
意識の成果だとずうずうしくも思うし、
逆に、
不安になったり、悩んだりするのも、
あたかも自分だけじゃなくて、
世界中がそう見えてしまう。

どっと、ベッドに倒れて、
力を抜いて
「ぼくなんていうのは、
結局虫みたいなものが、
ぞわぞわって動いているだけなんだなあ」

ってイメージすると、
気持ちが軽くなる。

これ、伝わるかなー。

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