常に好機を持っている
ここに書きたいなと思うことは、
まずノートに書き留めておく。
できるだけ毎日書きたいと思っているから、
なるべく思ったことは逃さないようにしたい。
だけど、旬は一瞬ですぎてしまう。
後ほどノートを見返してみても、
べつに作文にするほど面白いもんでもないな
と思えてきて、やっぱりやめにすることが多い。
今日も3つくらい書いてもよさげな内容が
あるんだけど、いま面白がって書けそうか、
というとそうでもない。
どういうことかというと、それを面白いと
思えていた「気分」を忘れてしまったのだ、
と思う。
たった数時間前のことでも。
そういうことは、多い。
この作文では、いまPCに向かっているときに
思えていることを、
「鉄は熱いうちに打て」的に、
好機なうちに書きたい。
*
そういえば、最近は公園でスケッチをする。
難しいのは人の動き。
自分の頭の中では、見つけられない
はつらつとしたシンボリックな動きを
見つけることがある。
あの動き方を描き留めたいと思うけど、
一瞬で忘れる。
真っ白いスケッチブックがただただまぶしい。
記憶は0.5秒くらいももたない。
一瞬、面白いと思ったことを
覚え続けるには修行が必要なのだ。
あるいは、即、形にするに努めること。
いまや、スナップチャットっていう、
10秒で投稿が削除されるSNSも出てきているくらい。
気分が高まった一瞬だけを切り取るという
アイデアもあるんだ。
楽しい気持ちが持続する人、
一瞬見たものを「いいな」と覚えていられる人、
高まった気分を維持できる人はすごい。
常に好機を持っているってことでしょう。
つぎは、今日書き逃した、以下のどれかを
作文のネタにしよう。
●意識を広げる。
●やばいについて。
●大衆娯楽としてのことばあそびの原点。
2016/03/30