ことばのロボットいろはちゃん 更新2020/8/5

実感のわく比較

よく、

「東京ドーム何個分のおおきさです」

みたいなことって、
いまだに比較のするときの慣習に
なっていますよね。

理由はわかりませんが、
数値を聞いても実感できないとき、
他のもので例えられた方が、
何となくでもイメージがつきやすくなる
と思うんです。

そこで思い出したのが、
ボーイスカウトでやった
「計測ゲーム」の記憶。

ボーイスカウトには技能が習得できると
技能章」というワッペンが
もらえるのですが、
そのなかに「計測」という項目があって、
メジャーとか定規を使わずに、
モノの長さを測るという技能を
会得しようというもの。

たとえば、
100mをメジャーを使わずに
計測したいとき。

まずは、自分の一歩の長さが
どのくらいか知ってさえいれば、
何歩歩けば100mかって
わかるんです。大体ですが。

じゃあ、今度は、
東京タワーの高さは歩いて550歩分だとか。
そのみちのりを振り返って、
へえ、こんだけなんだな、と実感。

自分の体のサイズを覚えておけば、
大体これくらいのサイズだろうというのが、
定規がなくても分かるんです。

ひじから指先までの長さは
身長の4分の1とか、
人差し指の第一関節までが3センチとか。

完璧で正確じゃなくても
けっこう役に立つし、
実感に落とし込めるのが
楽しいんです。

大きさや数値って、
聞いただけだろイマイチ分からない。

でも実感できるものと
比較してイメージすると
なんとなくですが、感覚が分かることが
あります。

体だけじゃなくて、
自分が良く親しんでいるモノを
なにかにたとえたりも。

子どものころの記憶をたどると、

大型船や旅客機の大きさって、
自分のいつも寝ているベッド何個分かな?
とか。

それで、自分の巨大なベッドが海や空を
旅しているようなイメージをしてみたり。

あとは、
もしも太陽の大きさがドッヂボールの
ボールだったら、
地球はゴマ粒くらいかなとか。

えーこんなに小さいの!みたいなの。
小学校でやったなあ、という記憶。

新品の鉛筆がスカイツリーだとしたら、
人は消しゴムのカスよりも
ずっと小さいよなとか、
机の上で簡単なミニチュアを作って
大きさを想像するのも楽しい。

東京ドームってそもそも、
自分の家が何個分なんだろう?
って、
自分の家がいくつもつながってできた
迷宮やお城のようなものを想像して
楽しんだり。

大きさを実感するのに、
あり得ない状況を想像するのって、
わくわくしますよね。

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