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好きの反対は?

一口に絵を描く、といっても
いろんな段階があって、

試行錯誤しながら、考える、
という段階もあれば、

スキャンした絵を
Photoshop上できれいにしたり
入稿のためにデータを一つ一つ
フォーマットに整えたりなどの
単純作業をひたすら…
っていうのもあります。

で、単純作業のときって
結構面白みに欠けることがあるから
映画とかアニメを流し見するんですが
最近は「呪術廻戦」を見てます。

基本は王道ジャンプマンガで、
戦闘シーンが楽しいんだけど
その軸には人の感情、心みたいなものが
テーマになっていて。

キャラクターたちのセリフが
ところどころ刺さってくるので、

以下思い出してみる。

「好きの反対は無関心だなんて
初めに言った人はちゃんと地獄に
落ちたんでしょうか。」

「悪意をもって人と関わることが
関わらないより正しいなんて
あり得ない。」

「好きの反対は嫌い」です。
日本人って好きですよね。
単純な答えを複雑にして
悦に浸るの。

これはいじめられっ子が、
いじめた男子たちに恨みをこめながら
「呪いの力」を与えてくれる呪詛師に
話しているシーン。

こういうことを少年マンガで
描けるんだって思って、
ついひきこまれてしまう。

もともとはフランス(だっけ?)で
「愛の反対は無関心」と言われていたが、
それが、日本だと「愛」って
そんなに日常的じゃないから、
「好きの反対は無関心」と変換されて…
みたいな話も続いていて、

へえ、こういうことを少年マンガで
描けるんだ(2回目)と
びっくりしてしまう。

明日に続く。

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