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名探偵な接続詞

プログラミング的思考において、
もし自分自身で
面白がれることがあるとすれば、
どんなことなんだろう?

ということについて
考えてみようと思います。

プログラミング的思考は、
プログラミングそのものを学ぶこと
ではなくて、
コードを書いてイメージを実現したり
問題を解決していく「思考法」を
応用したもの、らしいです。

なぜこうなったのか、もしくは
こうしたいと望むことを、
「なんとな~く」ではなくて、
これと、これが原因だから…
と分析して実行していくこと。

プログラミングではない領域にも、
こういう思考法を展開させたいと。

たとえば、ぼくだったら、

気持ちの整理をするとき、
絵(作品)を向上させたいと思う時、
目標のお金を得たいと思う時、
時間に追われないよう予定を立てる時、

などなど、効率的に
自分の居心地を最適化するために
まずは何が必要か、
どうしたらいいか、
まずどんな行動をとるか、
と考えたりします。

ぼくみたいにフリーランスで
不安定な人には、たしかに、
こういうことを考えるのは
大事だよなあ、と思う。

今後、子どもたちに
プログラミング的思考を教えたり、
遊びを作ろうとしている人は、

まずは、自分の実現したいことを
ちゃんと実現できるように論理立てて、
行動している必要がありますよね。

そういう人って、余裕と、心地良さと
元気さを、自分の中にもっているはず。

ネットで調べてみると、
プログラミング的思考の要素には、
論理的思考も含まれていると。

論理的思考を超簡単にいえば、
「したがって」「なぜなら」「ということは」
という接続詞がキーワードになっている
考え方なのだそうです。

これがあって、
これがこうで、
「ということは」
こうなるのか、
という推論を論理立ててすること、
か。

ぼくの好きな本である
文章を理解するとは」甲田直美著
には、言葉の手品みたいなアイディアが
たくさん詰まっているのですが
なかでも、こういうのがあります。

・金庫が開いていた
・売上金の一部が足りなかった
・裏口の戸には鍵がかかってなかった
・店員は自分の不注意に後悔した

この4つの文を読むと、
…ということは、泥棒が入ったね。
と読み取れます。

泥棒が入ったとは一言も
書いていないけど、
そうと読み取れる。

論理的思考とは、
二つ以上の命題(証拠)があって、
「したがって」
「なぜなら」
「ということは」
のキーワードをつかって
論理立てて考える、
まるで探偵のように推理していく、
ということなのです。

こう考えると、
日常の中にも、いろいろ見つかりそう。

絵を見て、推論をしていく
という遊びを作ったらたのしそうかも
と考えています。

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