今週思ったこと2つ
棒が一本ありまして、
椅子にくっついたら、椅子の足になりました。
布が一枚ありまして、
小さく切ったらハンカチになりました。
あるいは、首に巻いたらストールになりました。
…
物は用途を限定しないけれど、
役割を持たせると、用途が顕れる。
言い方を変えると、
役割(用途)によって、物の名前が変わる。
「棒の仕事」を考えても、
沢山の職業の可能性がある。
はしご、机の足、鍋のとって、
そば打ちのぼう、つえ、
ちゃんばらごっこの剣。。。
いろんな仕事に任命することができる。
ぼくが環境を整えて、
任命さえすれば、棒は働いてくれる。
…
役割と物の関係は、
ことばの意味と文字の関係に似ている。
*
よしたけしんすけの
「理由があります」という絵本を
ぼくがやるとしたら、
こんなのを作りたい。
「固定の仕方」の
理由をとことん探りたい。
電柱ってどうやって固定されているの?
標識の板と棒はどうやって固定している?
ぶら下がっている看板はどうやってる?
固定にはねじが多いが、
ねじによって穴を開けて固定しているのか、
ねじによって締め付けの圧力を強めているのか?
子どものころ、
固定の仕方が分かっていたら、
いろんな工作に応用できたはず。
子どもの発明にはほとんど固定の仕方が
必須条件だったりする。
とっかかりがない場所に固定する仕方。
重力に逆らって固定する方法、
これって、ほとんど無意識の過ごしているけれど、
街に出ると、ありとあらゆるものが
上手に安全に固定されている。
個人的な興味として、
フィールドワークしたい。
2018/04/13