Instagramにてライフワークであるイラストを公開中.

デザイナーさんとの対談を前に

今日はこれから、
絵本「このかべどうする?」(くもん出版)の
販促の一環として、
デザイナーさんである鈴木千佳子さんと
対談撮影をしてきます。

できるだけ多くの方に
この絵本に興味を持っていただきたいし
そのために、
面白がって眺めるためのきっかけや、
人に話したくなるような「話のタネ」を
提供できたらいいな、とも思っています。

絵本のデザイナーさんの仕事って
いったいなにをしているんだろう?って、
案外知っている人って少ないんじゃないか、
と思うんです。

その具体的な仕事の内容と、
どういう考えで作っているのかを
知ってもらいたいなと思っています。

といって、不特定多数の人に届ける内容として
そこまでキャッチーでもない、と思っていて。

だから、小沢健二さんが言っていた
「コーナーキック」的手法を活かそうと
考えています。

つまり、ぼくたちが放つ最初の一蹴りは、
コーナーキックであると。
直接ゴールを狙う、というわけではなく
アシストとして活かされたい。

今回でいうなら、絵本について発信している方、
絵本の読み聞かせをしている方、絵本講師の方、
絵本が好きでコミュニティに属している方
そういう方へのパスとして、届けたい。

そして、あわよくば、
その方々に、話の持ちネタの一つとして
いろんなところで話してもらえたら…
つまり、シュートを決めてもらいたい!と
考えています。

だから、たくさんの方に視聴してもらう、
というより、
Instagramなどでつながっている
絵本好きで絵本のことを発信している方に
ピンポイントで届けたくて、
その方々がまた、別な形で
広めてもらえたら…!と
ひとまず理想を掲げてみています。

絵本って、作り手が直接
読者に届けるんじゃなくて、
人から人に伝えてもらって、徐々に
思いが伝搬していくもの。
伝言ゲームみたいに、曲解されるのも
また楽しいなと思いつつ。ともかく、
つながっていく、
ということが大切だと思うんです。

こないだ展示をしたときに、なりゆきで
書店さんと、印刷会社さんとを
引き合わせるようなことがあって、
お互いに新鮮だったと。

書店さんのように
「商品として売る」という視点を
印刷会社さんは持っていなかった、と。
また、
印刷会社さんのように
「作品をつくる」という視点を
書店さんは持っていなかったと。

近いようで、離れている、ということも
あるんです。

デザイナーさんの仕事というのも、
いつも身近に触れている絵本なのに
どういうものなのか、はっきり知らない。

今回でいえば、著者である自分自身でさえ、
紙の選び方、タイトルのフォントなども、
デザイナーさん(と編集さん)に100%
お任せしているので、
なぜその紙が選ばれたのか、
どうしてこういうフォントになったのか、
ちゃんと理由を聞いたわけではない。

純粋にどうして?と思う。
過程が知りたい。

そういうことを、言葉にして
共有できる時間を作れたらいいな
と思っています。

話したいことメモ。

1,表紙について
2,タイトルロゴについて
3,選ばれたフォントについて
4,絵の色について
5,選ばれた紙について
6,デザイナーさんの感じる壁って?
7、今後の個人的な活動について

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