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LULU

小学生くらいの頃に、
おもしろいなあと思ったことは
大体ずっとあとになっても覚えて
いたりする。
 
ふだんは忘れていても
押入れの奥の底に溜まっている
匂いみたいに、
なつかしいモノが取り出されたとき
ふわっと舞う。
そういう埃っぽい匂いは
時々心地よかったりする。
 
季節の匂いなんかもそうで、
梅雨の時期の草の青々した
匂いをかぐと、
昔を思い出してうれしくなる。
 
梅雨は、じめじめして、汗もかくし、
蒸すから気持ち悪いけど、
庭には猛ラッシュのように
草や木の葉が茂って、朝露を
つけてたわわに風にゆれる。
 
健康の無敵状態というか、
ぐいぐい伸び放題な草花をみると、
たまらなくうれしくなる。
 

 
種類は変わるが、懐かしいといえば、
小学校のころにやったPCゲームで
(セガサターンからも
出ていたみたいだけど)
「LULU」(ルル)という変なゲーム。
 
たまたま、思い出して
検索してみたら、プレイ動画が
あがっているではないか。
 

※ぜひ見て。
 
これがまた売れそうにない
アクション性の低いゲームで、
19世紀くらいのフランスが舞台の
本の物語。
だが世界観が半端なく良い。
 
ふつう本の中の主人公は、
自分が本に書かれた人物だ
という認識はない。
 
でも、主役のルルという女の子は、
宇宙から旅をしてきたロボットの
ネモとかかわっているうちに、
自分が本に描かれた存在であること、
その外側に出れば、
本の時間も空間も自由に旅が
できるのだということを知る。
 
実際、本を切り抜いたりして、
お城から砂漠まで瞬間移動して
みせたりする。
 
この設定の奇妙さと、
音楽と絵の世界観に魅せられた。
という記憶がある。
 

 
さて自分の話だけど、
せっかく、こどもたちに
なにかを作るチャンスがあるのだから、
LULUみたいに奇妙で、
おもしろくて美しいという
感じが記憶に残るものを作りたい。
 
自分が変な場所に来てしまった
という感覚を持続できるような。。

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