くつ下をぬぐ絵本
絵本はこどものもの というイメージだけど 絵本好きの若い大人も 多いように感じる。 若い大人が買うように作られた ちょっと高価な絵本 (外国の古典絵本のムードを そっくり借りてきたものだったり)を ぐりとぐ…
2013/05/07
ことばのミニ実験室
絵本はこどものもの というイメージだけど 絵本好きの若い大人も 多いように感じる。 若い大人が買うように作られた ちょっと高価な絵本 (外国の古典絵本のムードを そっくり借りてきたものだったり)を ぐりとぐ…
2013/05/07
以前紹介した「こどもバー」。 彼らが集うのは、店の中だけではない。 草むらにあるアリの巣も、彼らにとっては 重要な会議室である。 リクライニングソファにゆったりと 腰かけるように草の上に寝そべる。 &nbs…
2013/04/03
カメレオン語というものがある。 アクセル・ハッケ作の 「キリンと暮らすクジラと眠る」に そのことが書かれている。 * かいつまむと、 私たちはカメレオンのことを 単なる「恥ずかし…
2013/03/30
最近目にした本に、 おもしろい共通点があった。 ルース・クラウス著の 「I CAN FLY」という絵本と、 ルイス・キャロル著の 「もつれっ話」。 両方とも英語の似た音で ことばあそびのようなことを してい…
2013/03/22
単語の中には、 他の単語が隠れている ということがよくあります。 「あたたかい」の中には 「たかい」が。 「こわかった」の中には 「わかった」が。 「つくろう」の中には 「くろう…
2013/03/05
近年こどもたちは早熟である、 といわれる。 親から与えられるオモチャ、ゲームの 類いでは飽き足らず、 大人さながらの場所を求めて 街へ繰り出すのだという。 ベッドタウンから通じやすい 地方都市…
2013/03/04
正宗白鳥の「入り江のほとり」に、 辰男という代用教員が出てくる。 教員といっても免許をもった 正式なものではなく、 知識も確かなものではない。 けれど彼のライフワークは、 じぶんの好きな英単語…
2013/02/28
「文学」と「叫び」という単語を ドイツ語にすると、 Schrei(シュライ)=叫び Schreiben(シュライベン)=文学。 音的にみても、意味的にみても このふたつは複雑に関係している、 と多和田葉子が…
2013/02/10
行間を読む、とよく言うけれど 「行間」ってなんだ。 分かってるような気でいるけど 正直なところ、どういうことなのか よく分からない。 甲田直美著「文章を理解するとは」 という本にその手がかりがありました。 …
2012/12/19
「水面に光がさしこむと、光は屈折する。」 や、 「太陽からの磁気嵐が、 地球の磁力によって南極北極に集められ オーロラとなる。」 や、 「北半球において、 馬はみんな春に産まれる」 という事実は、 説明的でありながらも、…
2012/12/14
トップイメージを更新しました。 * その前にちょっと小話。 スーパーにいったとき、 ふとお肉屋さんの前で立ち止まりました。 積んである段ボールに こんな表記がされてあったのです。…
2012/11/18
俳句の因数分解というのを 思い付いたことがあった。 俳句の「575」は、(1)と(2)の 二つの要素に分けて捉えることができる、 という考え。 (1)は「題目」。 これは一般的な名詞が多い。 …
2012/10/07
いま詩歌が読まれるとしたら どんなものだろう。 栞とか、パズルとか、アクセサリーとか メッセージカードとか、 なにか実用性があるものに言葉を くっつけてしまえば、受け手として 「読む」という理由がつきやすい…
2012/10/02
「おとうふ」って、なんだかいい。 書いているだけでなんだか 微笑んでいるような気分になる。 まえに、どこかのお豆腐屋さんの広告で 「おとうふ、ふふふ」というのが あったと思うけれど、あれはいい。  …
2012/08/27
岩波少年文庫の 「まぼろしの白馬」 (エリザベス・グージ著 石井桃子訳) を読んでいます。 * イギリスのロンドンに住んでいた お金持ちの子のマリアが、 みなしごとなって田舎町へ 引っ越さなけ…
2012/08/23