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ことばのミニ実験室

くつ下をぬぐ絵本

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絵本はこどものもの というイメージだけど 絵本好きの若い大人も 多いように感じる。   若い大人が買うように作られた ちょっと高価な絵本 (外国の古典絵本のムードを そっくり借りてきたものだったり)を ぐりとぐ…

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ども人の会話

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以前紹介した「こどもバー」。 彼らが集うのは、店の中だけではない。 草むらにあるアリの巣も、彼らにとっては 重要な会議室である。   リクライニングソファにゆったりと 腰かけるように草の上に寝そべる。 &nbs…

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カメレオン語

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カメレオン語というものがある。   アクセル・ハッケ作の 「キリンと暮らすクジラと眠る」に そのことが書かれている。   *   かいつまむと、 私たちはカメレオンのことを 単なる「恥ずかし…

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モノとしてのことば

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最近目にした本に、 おもしろい共通点があった。   ルース・クラウス著の 「I CAN FLY」という絵本と、 ルイス・キャロル著の 「もつれっ話」。 両方とも英語の似た音で ことばあそびのようなことを してい…

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単語の中の単語

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単語の中には、 他の単語が隠れている ということがよくあります。   「あたたかい」の中には 「たかい」が。   「こわかった」の中には 「わかった」が。   「つくろう」の中には 「くろう…

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こどもバー

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近年こどもたちは早熟である、 といわれる。   親から与えられるオモチャ、ゲームの 類いでは飽き足らず、 大人さながらの場所を求めて 街へ繰り出すのだという。   ベッドタウンから通じやすい 地方都市…

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でたらめな組み合わせ

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正宗白鳥の「入り江のほとり」に、 辰男という代用教員が出てくる。   教員といっても免許をもった 正式なものではなく、 知識も確かなものではない。   けれど彼のライフワークは、 じぶんの好きな英単語…

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言葉が誘導する詩

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「文学」と「叫び」という単語を ドイツ語にすると、 Schrei(シュライ)=叫び Schreiben(シュライベン)=文学。   音的にみても、意味的にみても このふたつは複雑に関係している、 と多和田葉子が…

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行間を読むとは

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行間を読む、とよく言うけれど 「行間」ってなんだ。 分かってるような気でいるけど 正直なところ、どういうことなのか よく分からない。   甲田直美著「文章を理解するとは」 という本にその手がかりがありました。 …

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事実の視点

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「水面に光がさしこむと、光は屈折する。」 や、 「太陽からの磁気嵐が、 地球の磁力によって南極北極に集められ オーロラとなる。」 や、 「北半球において、 馬はみんな春に産まれる」 という事実は、 説明的でありながらも、…

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言葉のだまし絵

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トップイメージを更新しました。   *   その前にちょっと小話。   スーパーにいったとき、 ふとお肉屋さんの前で立ち止まりました。 積んである段ボールに こんな表記がされてあったのです。…

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俳句の因数分解

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俳句の因数分解というのを 思い付いたことがあった。   俳句の「575」は、(1)と(2)の 二つの要素に分けて捉えることができる、 という考え。   (1)は「題目」。 これは一般的な名詞が多い。 …

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言葉が作る風景

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いま詩歌が読まれるとしたら どんなものだろう。   栞とか、パズルとか、アクセサリーとか メッセージカードとか、 なにか実用性があるものに言葉を くっつけてしまえば、受け手として 「読む」という理由がつきやすい…

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うの段

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「おとうふ」って、なんだかいい。 書いているだけでなんだか 微笑んでいるような気分になる。   まえに、どこかのお豆腐屋さんの広告で 「おとうふ、ふふふ」というのが あったと思うけれど、あれはいい。 &nbsp…

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さくらんぼのさとうづけ

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岩波少年文庫の 「まぼろしの白馬」 (エリザベス・グージ著 石井桃子訳) を読んでいます。   *   イギリスのロンドンに住んでいた お金持ちの子のマリアが、 みなしごとなって田舎町へ 引っ越さなけ…

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