冗談はさておいて
作文を書く前は、事前に何かしら考えておく。
こう書くと、ああなって、それで、
最後はこうしてまとめようみたいな。
今日はそういうのを考えないで、
ただ、なんとなく書きはじめてみよう。
*
「書くとすっきりする説」
というのがある。
頭によぎった事を、時々、
これは覚えておきたいなと思う。
超たとえばだけど、
掃除って大事だ、とか、そうか
感謝の気持ちって大切なんだなとか、
思いやりの気持ちだ、とか。
そういうことを作文に書くと、
個人的な経験からいうと
心のもやもやが
けっこうすっきりしてしまう。
結果として医者の不養生になる。
だから、書くのにいいのは、
悩み事とか、失恋のつらさとか、
絶望したこととか、そういうことがいい。
*
今日は頑張って夜遅くまで起きて、
溜まったものを片付けたい。とする。
でも、ねちゃだめと思うほど眠くなるもので
気が付くと寝ている、とする。
朝起きると、なんか元気な自分に
腹が立つ。
そして、多くの人は夜も遅くまで
仕事をしていて疲れている。
それを知って胸が痛む。
共感する人は少なくないと思うが
そんな経験があるあなた。
一番いい懺悔の方法を教えましょう。
不本意にも十分睡眠をとったあなたは
寝ていない人の分も責任をもって
元気にあかるく振る舞わなくてはなりません。
*
分かりにくさって面白い。
駅トイレの音声案内からこんな声が聞こえた。
「右が男子トイレです。多機能トイレは
男子トイレ左側通路を進んで右側です。」
*
素朴な質問なんだけど、とか
素朴な疑問だけど、とか
たまに聞くけど、
あれはどういうつもりなんだろう。
あれは、あなたを故意に批判するつもりは
ないんだけど、という前置きと同意義なのだと
思った。
*
使いたいが、なかなか使う機会のない
オツな別れ際の一言。
それじゃ、冗談はさておいて寝ますか。
2017/06/03