いまの実生活はこんなかんじ
そろそろ今年も終盤に向かうので、
今年の目標をふりかえってみる。
確認すると、2020年の目標は
「ちゃんと失敗すること」
と掲げていた。
どういうことかというと、
いままでやったことないチャレンジに
恐るるなかれ、という意味だった。
失敗こそ、成功としよう、という意図で。
ある意味、その通りとなり、
思いの他落ち込むことの多い一年となった。
年初めから今まで、休むことなく
せっせと落ち込んでいるような気がする。
*
そこで、これを読んでいるあなたに
お悩み相談をするつもりで、
今の状況をだらだらと書こうと思います。
お悩み相談なんてしてくれるな
という方はそっと、このページを
閉じてください。
(閉じなかったあなたには、
あとで謝辞を述べさせていただきます)
*
事の大小はあれど、
・イラストをお仕事として
同時に5つくらい頂いていて、
・二歩としても、「忘れられない」ように
2つのコンテンツを出し続ける習慣を
SNSで設けているのと、
・Radiotalkもたのしいので続けていて、
・ほかにも個人発でやりたい!と思う事も
3つあって…
案件ごとにシフト表を作って
毎日平均して進めると、
ちょうど学校の時間割みたいに、
一項目40分~50分進めて、10分休憩
みたいなくり返しを
食事時間、90分の自由時間
(主に図書館への散歩)
お風呂の時間、筋トレの時間、
などを含めて7、8項目やると、
あっという間に一日が過ぎてしまう。
(↑取り掛かるまでの準備などの
前後バッファや、+αで進めたり、
計算に入れられないような
無自覚な時間も加えると…)
ということは、
ひとつのことに対して一日
50分くらいしか進まない。
しかし絵を描くんだったら、
一日50分で進めたら
一枚で、何か月かかるんだって
ことになるので、
締め切りから逆算して、
一日の半分以上を絵を描く時間に
費やす時期もある。
そうなると、
あ、この項目、ちょっとさぼって
しまったな、という実感がよぎって
「毎日これをやったと記録をつけている
シフト表」をみると、なんと2週間も
手をつけずにいてしまった!
なんていうこともある。
(特に締め切りが緩やかなものに関して)
感覚的に2、3日お待たせしている程度で
いても、実は2週間もお待たせしている…
というおそろしいことも珍しくない。
すみません。
*
そう、この一年、時間がこれまでの
人生の中でもっともスピード感を
もって過ぎていく。
もっとも、
内容が充実して、伴っていれば
まだいいものの、
気分としては落ち込んでいて、
一日の進捗が良くて50分という
芳しくない日々なので、
俯瞰すると、冷や汗もの。
*
本当は一つのことに集中したい。
しかし、待たせている人のことを考えると、
一番やりたいことこそ、
優先順位がさがりがち。
それに絵を描くたびに、
自分の下手さに気分がふさがる。
さらにこれまでの上手くいかなかったことが
のしかかってきて、
それをなんとか克服しようと、
改善案と、こんどこそいい絵を描くぞ、
という気分で立ち向かう。
そういう気持ちで、
(小学校の頃さながら)
毎朝一人朝礼をして、
昨日やったことをスケジュール帳に
書きうつし、
今日一日の時間割りを立てる。
そこからスマホのタイマーで、
キンコンカンコンが鳴るように設定しておく。
*
タイマーはいい。
エンデの「モモ」で「時間泥棒」という
存在がいたけれど、
本当の時間泥棒とは自分自身。
ちょっとした10分のゆるみが
重なると1、2時間は無駄にしているかも。
その時間に、本でも読んでいれば
まだよかったのに、
わけもなく、興味のないSNSや
ネットサーフィンをしてしまいがち。
その点、タイマーをカウントダウンすると
時間が常にさらさらと流れていくさまが
意識できて、しないよりも、
だらだらせずにすむ確率があがる。
それに、「この時間は邪魔されない」
という縄張りをつくれるのもいい。
「時間に追われている」というより
むしろ、この瞬間を「無限」に感じさせて
くれるのもまたタイマーのよいところ。
タイマーで測らない方が、
いつでも、せかせかして、
絵筆も荒れる。
*
などという工夫を重ねつつ、
ちょっとずつ良い方へ弾んで、
「これから」を希望に変えていきたい。
ぼくのお悩み相談を読んでくれて
ありがとうございました。
これを書いてスッキリしました。
読んでもらって、助かりました。
2020/09/25