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今回の実験「あたらしいロゴをかおもじサインにしてみました」

誰にも知られない時間

誰にも知られない、自分だけの時間と
空間っていうのがある。
 
代表的な例では、トイレの個室。
 
つい知っているような気になるけど、
「本当のところ、どうなんだろう」
って思うことがある。
 
かならず座ってする人。
本を読まないと落ち着かない人。
ウォシュレットじゃなきゃだめな人。
前からふく人。後ろからふく人。
などなど、
僕自身当然と思っていることでも、
他の人からすると、意外に思うような
ことだってありうる。
 

 
それと同じように、
イラストレーターなどの
絵を描く仕事をしている人は、
描きながらどうしているのか。
 
描かれた絵は、公になるけど、
それが描かれるまでの過程については
誰にも知られることはない。
描くのはたった一人の時間だから。
 
黙々と一日机に向かっているという
イメージがあるかもしれないが、
本当にそうか。
それは本人がしゃべらない限り、
解き明かされることのない秘密。
 

 
これは、言いたくないんだけど、
特別にぼくの秘密を教えてあげよう。
絵を描きながら、
最近よくしてしまうのが、ものまね。
ものまねといっても、
ただのものまねじゃあございません。
喪黒福造のしゃべり方を模すのです。
 

 
絵は黙って描くのがいいと
思われるかもしれませんが、
ラジオから知っている曲が流れて
つい口ずさんだりしても、
かわらず絵は進むものです。
 
つまり、絵を描く脳と、口を動かす脳は、
同時並行ができるわけです。
 
あるラジオ番組で喪黒福造の
しゃべり方を模してコーナーを紹介する
番組がありましたが、それが、なんとも
心地いいしゃべり方だったのです。
 
これは、と思わず膝を打ちました。
わたくしもマスターしなければと。
なぜかは分かりません。
せっかくの一人の時間なんです、
そうしたいからそうするまでです。
 
「わたしの名は喪黒福造。
人呼んで笑うセールスマン。
ただのセールスマンじゃあございません。
わたしの取り扱う品物はこころ。
人間のこころでございます。」
 
今後発表するわたしの絵は、
喪黒福造をやりながら描いた、と
想像してみてください。
ほーっほっほっほっほ。
 
みなさんもどうぞ。
 

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