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今回の実験「あたらしいロゴをかおもじサインにしてみました」

現実のなかのパズル

都心を歩くと、さまざまな困難が
ぼくを立ち阻む。
 
いろいろな問題をあげてみよう。
 
できれば図を用いたいのだけど
文章だけで、頑張ってみよう。
 
歩道を歩いている。
前にカートを押したおばあちゃんがいる。
 
ぼくの方が歩くペースが早いので、
追い抜こうと、
おばあさん左側をぬけていこうとすると
向かいから自転車が来た。
 
そこで、
右側から抜けていこうと思ったが
そこには看板があって
通り抜けられない。
 
仕方なく、自転車が去るまで
おばあちゃんのペースに合わせて
ゆっくり歩こう、と思ったが、
そのおばあちゃんが、
なぜか看板を読むのに立ち止まった。
 
自転車が通り過ぎるには
まだ時間はあるし、
目の前には止まったおばあちゃん。
右には看板。
 
う、うごけない。
ゲームオーバーになった気分だ。
 

 
このように、人の動きを
読みながら移動することを
強いられる。
それが都心である。
 
満員電車のなか、
車内中央から降りる人がいる。
まだ降りない僕はといえば、
扉に近くはないが
降りる人よりは扉側にいる。
そんなとき、どういう動きで、
道を作ればいいのか。
 
電車で、ぎゅうぎゅうだった時は
顔と顔を向きあわせても
やむなく耐えているが、
少し空いたときに、どう散らばるか、
そして、また人が乗ってきて、
どう場所と向きを調整するか、
頭のなかにまるでパズルを
思い浮かべるように、考える。
 
ホームの狭いところに
ベビーカーが立ち往生しているとき、
人一人は通れる隙間があるので、
ベビーカーを追い抜いていくべきか、
もう少し待ってみるか、
これも周りの動きをみながら解く、
パズルの問題のように見えてくる。
 
線の乗り換えで、ホームから階段を
沢山の人と一緒に上るとき、
真隣を歩いているサラリーマンと
足並みがピッタリそろってしまって
気まずい感じになったとき、
この大きな流れの中で、
どうしたら、足並みを変えることが
できようか。
 
車内の混雑により
バッグをおなかの前に
背負っていたが、
そのままホームの
階段を降りるとき、
足元が見えない状態で、どうやって
前の人の足を踏まずに降りたらいいか。
 
終着駅で大行列で改札に向かう時、
次の乗り換えを調べたいので
スマホを見るが、
人込みの中でスマホを見ながら
安全に歩ける方法とは…
など、様々なパズル問題が、
待ち構えている。
 

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