ことばのロボットいろはちゃん 更新2020/8/5

泣きたい気持ち

大人になってから、
泣いてないなあと思います。

おえつしながら
ぼろぼろ涙をこぼして泣く、
というのは、記憶に新しいものでも
高校生のときが最後かも。

ハタチ超えてからは泣いた記憶ない。
ありますか?

泣きたいと思うようなことはあっても、
あるいは泣ける映画を観ても、
我慢できるようになった…というのか
涙は出さなくても済むように
なったんですよね。

泣くか、泣かないか、って
数値ではかれるのか分からないけど、
感動レベルがこの数値まで達したら
涙が出てくる、みたいにはいかない
ような気がします。

泣くことに素直になれない。
泣きたくても泣かない、
泣いている場合じゃない、
そもそも泣けないのか、などなど。

一方で、
昨日の作文で書いた「雨」に
ついて振り返るとおもしろいんです。

雨が降るのは、
数値化できるんです。

暖かさ、冷たさの変化で、
空気が保てる水蒸気量が変化して
乾いたり、雨が降ったりする。

飽和水蒸気量を超えても、
今はそれどころじゃないんだ、と
空気が頑張ってふくらんでいこうとする
…なんてことはないんです、たぶん。

一昨日の雨のなか、
ちょっと散歩をしたのですが、
霧が濃くて、
じめっとした土と木々の青い匂いが
心地よかったんですが、

なにより、
ぽたぽたと大粒の涙を流すかのように
降っている雨がさわやかで。

「降っている」というか
「抱えきれなくなったものを
惜しみなくこぼしている」というふうに
感じて、気持ちいいなあと。

素の気持ちでぼろぼろ泣けたときって
ものすごく爽快感がありますよね。

空気の、そういう無理をしない、
素直な感じ。いいよなあ。

夕方にはもう晴れて、
ぐーんと背伸びをするように
夕空が広がっていました。

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