ことばのロボットいろはちゃん 更新2020/8/5

気持ちと理屈

あるとき、
空いた電車のなかで、
向かいにいる高校生2人が
話をしていました。

スマホのオンラインゲームを
やっている模様。
AとBがチームプレイで
だれかと対戦しているようです。

恐らく、Aが先にやられて、
のこりはBだけが相手と対戦している。

A「なあ、これどうなの?」
B「え?いや、9割負けるでしょ」
A「…9割負ける?」
B「…」
A「ってことは、
1割は勝てるってことだよね」
B「いやいやいや、そうは言ってないけど」

というこれだけの話なんだけど、
なんか気になって覚えていたんです。

最初にこの話に聞き耳を
立てていた時って、
「1割は勝てる説」をとなえた方に、
すこしだけずるいなあと
思っていたんです。

9割負けると思っているときって、
ふつう「勝てる」という言葉は
浮かんでこないから。

「期待はするなよ」という意味で
9割負けるという保険をかけたはずなのに
どうして、わざわざ1割の「勝つ」方に注目して
プレッシャーをかけるんだ。みたいな。

たしかに理屈としては、
9:1で、負:勝なんだけど、
気持ちとしては、
負:奇跡ってかんじ。
「勝つ」という積極性はないんだよと。

理屈としては、そうなのかもしれないけど
気持ちとしては、違うぞということって
よくあるのですが、

さっきの会話はまさに、それだなと。

人と会話をするときは
理屈よりも、気持ちを大切に汲んだ方が
「なんとなーく」でも自然とうまくいく。

一方、問題解決しようと
取り組んでいるときは、
気持ちよりも、理屈を優先して動く方が
効率的。

この二つがせめぎあっているなあ、
と時々思うことがあります。

今日はこれでおわり。

 

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