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本屋にて

本屋に行くと欲しい本が
たくさん見つかってしまう時が
あります。
 
いい本の存在を知れた、という
幸福な収穫があると同時に、
そんなに買えない「愉快ならざる」
気持ちになります。
 
どうしたらいいだろうと想像する。
答えが見つからないまま、
何度も同じ棚をくるくる回って、
目当ての本を1冊づつ
何回も確かめてしまう。
 
その時、店員さんがすっと
そばにやってきて、ぼくにささやく。
 
「あなたがこの本をどれだけ
欲しいのか私にはよく分かりました。
本にとっての財産は気持ちです。
お金はいりません。
どうぞお好きな本をお持ち下さい。」
 
そんな馬鹿な、と思いながらも、
コジコジのやかんくんみたいに
しゅうしゅう沸騰しながら
決めていた本を両手に持って
さっきの店員さんのもとへ。
 
あれ、いない。
探したけれど、どこにもいない。
 
ほくほくしていた気持ちが
一気に冷めてしまった。
ああ、あれは妄想だったのか。
 
狭山霊園で080
 
ちなみにいいなと思った本の絵は、
「絵本おとうと」の松本春野
「大きな一年生と小さな二年生」の
中山正美
「チム・ラビットのぼうけん」の
中川宗弥
「大どろぼうホッツェンプロッツ」や
「小さい魔女」のF・J・トリップ
 
あと、岩波の子どもの本シリーズに
新刊が出たようなのですが、ロダーリの
ゼロくんのかち
もとても良かった。
 
いけないのが、絵が好きすぎると、
文を読まなくなるという傾向がある。
いや…、これはいけないのか?
絵だけ見るんだって、いいじゃないか!
 
あと「T・S・スピヴェット君 傑作集
という図鑑みたいに分厚い
小説もとても興味がありました。
「アメリ」のジュネ監督が
映画化するのだそうです。

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