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弱く、かつ、てきとうに

東浩紀の「弱いつながり」(幻冬社)を
読んでいます。
 
これがとても面白い。
東浩紀のことをかなり大雑把に紹介すると、
なんだろうな、ニコ生とかによく出てくる
思想家というのか。
 
分かり易く書いてあって、
特別な知識をもたない僕でも読める。
 
ここでは、弱いつながりこそが、
自分を変える力を持っているのだという。
 

 
amazonもyoutubeもそうだけど、
グーグルって日頃から自分が何を検索して
どんなページを見ているかで、
「お勧めのページ」が出やすくなったり、
関心があるものが多く出るようになる。
 
膨大な情報から選り好みしたものだけが
得られると思えばいいのかもしれないけど、
逆にネット内世界がグーグルによって狭まり、
コントロールされている、ともいえる。
 
ヒール227
 
自分というものが、予測可能なもの、
つまりその他大勢の傾向と同じ存在感として
流されているのでは。
唯一の自分のオリジナルだと思っていたものが、
じつはコントロールされていた、
なんてSFみたいなことが起きつつある。
 
それは何もグーグルだけではなくて。
家族や親しい友人や職場(いわゆる強いつながり)
の人が、あなたはこういう人だから、
こうでしょう、というふうにして、
知らずにキャラ形成してしまう「しがらみ」が
あるとも言える。
 

 
『弱いつながり』の本にもあるけれど、
職を変える時の例をみるとわかりやすい。
 
強いつながりの人に転職の相談すると、
いままでの自分を考慮に入れた上で、
予測可能なアドバイスをもらうことが
多いものだと思う。
 
でも、たまたま行ったパーティで
初対面(弱いつながり)の人と、1時間くらい
話したところで相談してみると、
「君はあそこが合いそうだから紹介したげる」
とか言って、無責任や勘違いもふくめて、
今までになかった可能性を得ることが
できたりする。
 
実際の統計でも、後者の方に従って
転職した方が満足度が高いそうな。
 

 
話をもとに戻すけど、検索ワードも同じこと。
グーグルから提案されたところを
いつまでもぐるぐる回るよりも、
そのしがらみから解き放たれたい!
あたらしい面白さを見つけたいと思うなら、
環境を変えることだと、東はいう。
 
それも適当でいいのだ!という。
ああそうか、とぼくは思う。
ぼくにとって適当なつもりで環境を
変えることは、この作文を通して
できるかもしれないと思いました。
 
この作文を書くのに、なにか今後に
繋がる一貫したテーマを、と思っていて、
思うように時間を作れず書けずにいたけど、
「そうか、適当でいいのか。」と。
 
むしろテーマとは無関係な、出会い頭の
(弱いつながりとしての)面白さを、
短くても、文章としてだめだめでも
ここに常に書くことが大事だなと。
 
そういうわけで、「てきとうな作文」と
名目改め、また書こうと思います。
絵も描けたらたまに載せます。

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