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延滞

図書館で借りた本って、
ついつい返し忘れてしまう。
 
後で読もう、後で読もう、
と思っているうちに全く読まないで
期限がきてしまう。
 
読みたいから借りたはずなのに、
借りただけで、
満足しているのかもしれない。
 
雑誌バーガー086
 
返す予定日を過ぎてから
一週間がたち、もう二週間に
さしかかろうとしている。
 
部屋に戻ってくると、
机の上に積んである借りた本が
怪しい存在感を放ってくる。
だんだん冷や汗が出てくる。
 
何しろ、これは自分の本じゃない。
市の持ち物をぼくが
かくまっているようなものだ。
 
市から派遣された黒いスーツの
捜索委員が大きな虫取り網を持って、
僕の家に押し入ってくるところを
想像してしまう。
 
それで、いそいで3冊の本を抱え、
勝手口から抜けだして空港に向かい、
飛行機に飛び乗る。
南洋のジャングルに向かう。
 
10時間後には、
大きな羊歯の葉の間に
身を潜めて、ほっとため息をつく。
ここまでくれば、もう大丈夫だ。
 
すると、遠くに人影がみえる。
大きな網を持っていて、東大和市の
ロゴマークが縫い込んである。
鬼のような形相でぼくを探している。
 
ああ、もうだめだ。
取り返しのつかないことを
してしまった……
 
あとで、休館日にこっそり、
返却ボックスに返すことにしよう。
 

 
延滞と言えば、まだあります。
 
「光のメッセージカード」と
「補集合の本」の販売。
 
10月中旬にはオンラインでも
お披露目するつもりでいたのですが、
まだ出来ていません。
 
「おい、話が違うぞ」と、
だれかに背中を
狙われているような気がします。
どきどき。
 

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