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夢の原画景色

ぼくは地理にうといし、
歴史も不勉強だから、
旅行するなら、どこに行きたい?
という質問に対してあまりピンときた
回答を出す事ができません。
 
だけど時折、行きたくなる場所があります。
行けたら幸せだろうな、という。
 
と言いながら、そこがどこだかは知らない。
で、よーく思い出してみると、そこって
夢で見た場所だったことに気がつく。
 
夢ならば、幸福感のある場所によく行く。
早朝の草原とか。
高い杉みたいな木が並んでいて、
光の焦げた飴のような色がきれい。
 
日本の温泉地みたいなところに
古い洋館がぽつんとあって、
そこに心が奪われたりもしました。
 
高速道路を走りながら、
古代文明みたいな大きな城が
にょきにょきそびえているのを見たりも。
 
全然、具体的じゃないけれど、
とにかくいい場所だった、という
気持ちだけが澱になって溜まる。
 
読書の景色048 
絵を描く、という程の絵は描けないけれど、
近頃は絵を描く機会が増えたので、
どうにか描かなくてはならない場面があります。
 
一番やっかいなのが、目でみたものを
どうやって線的に処理するか、ということ。
服のしわはこうやって描くのか、とか
目や鼻はこう描けばこうなるのか、とか
草はこうかくと、らしくなる。とか。
ようするに、目を気持ちよくごまかす為の
変換を頭で整理してから線に描くのです。
 
ぼくはそういう整理する能力がないので、
大体をいろんなところから拝借しながら
描いています。
 
100年以上前のアメリカで
「リトル・ニモ」というマンガを描いていた
ウィンザー・マッケイがこんなことを
言っていたようです。
「どう描いていいか迷うようなことが
あったら、お気に入りの画家が同様な所を
どう処理しているかを見て、同じように
やってごらんなさい。」
 
うーむ、と思って、自分もそうして
いろんな画家を真似て描いていると、
図らずも、(前述したような)
夢で見たような心地よい感覚を
描けたかもしれない、
と思うようなことが最近ありました。
 
こんどのブックフェアで顔を出す
「ことばサーカス」のパンフレット表紙です。
 
というわけで、ぜひいらしてみて、
…という宣伝でした。

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