ことばの実験室 更新2019/7/15

図書館のすすめ

みんなは、わらにもすがる思いって、
普段からしているんだろうか?

わらにもすがる思いの時に、
すがるわらというものは、
案外わら以上の効能を持つような気がする。

何を言っているのだ、というと
具体的に言えば、
絵本をつくる技術について
ぼくはものすごく渇望中。

渇望というのは、つまり、
技術の足りなさすぎで、気分が
砂漠並に干上がっている。
そんなとき、図書館がオアシスに思える。

ここ半年以上、2週間に一回、
オアシスに通うのを習慣としていて、

たとえば、今描いている本と
同じ判型の絵本を、ひたすら漁ったり、

あるときは、文章のリズムに
注目して漁ったり、

あるときは、絵の中にどうやって
テキストを配置しているかを
テーマに漁ったり、

あるときは、
画の処理の仕方で、イメージに
近しいものを漁ったり、

あるときは、
同じ原作「魔法使いの弟子」の
日本版と、アメリカ版とを比べたり。

いま、自分が構想してるページ構成と
同じような考えで、
作った本はないかと探したり。

どうしたらいいか、わからないときって
特に技術の面では、
自分の脳内や経験値では確実に
足りない。明確かつ歴然と。

なにが正解か、わからな過ぎて、
対処のしようがない。
どうしよう!と思う時ほど、
図書館が本当にオアシス。
あるいは宝の山となり待っていてくれる。

「2週間に一回」というのは、
返却期限なんだけど、
リュックにずっしりと借りた本を
返すころには、
自分は変われちゃうかもしれないなー。

…と、そんな兆しに、
ほくほくした気分で今日も帰宅。

わらにもすがりたい気持ちのときには、
図書館をおすすめします。

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