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動機をうろつく

実はいろんなことが
よく分からなくて、
分からないままに手や体を
動かしてやってきた。
なんていうことが、よくある。
 
作るときは興味のあるものを
参考にするんだけど、
あれが好きで、
こっちも気になって、
するとそれに興味が湧いて、
こんどはこれ、
みたいな計画性のない
建て増し方式で関心事が
移ろいでいくと
意識が茫洋としてくる。
 
攻めてくる179
 
感覚としては、そばにあるもの
(絵本やアニメやその他好みのもの)
を抱き寄せて体温を
感じているようなのだけど、
それは一体なんなのか、
分からなくなる。
 
たとえば、動機。
いま自分のやっていることの
動機を問われたら、
うまく答えられるだろうか。
それとも、あたかも上出来そうな
言葉を並べてしまうか。
 

 
宮崎駿の「出発点」の中にある
押井守との対談でこんなことが
言われている。
 
「人間の動機とは何かって
よく考えるんです…(中略)
一応みんなが了承しそうな動機で
人が動いたんだけど、
その動機づくりがたいてい
うまくいっていないから、
人間が何のためにやっているのか
わからなくなってくる。」
 
これは物語を作る上での
登場人物の意志の動かし方
という話なんだけど、
自分が作った作品も同じく
どういう意志を持つべきかと
改めて考えなくてはと思いました、
これ読んで。
 
そして、続けてこんなこと。
 
「思い入れがファッションに
すぎなくなっていて…」
 
ああ、これはまさに
自分の陥りそうなところ。
 
今取り組んでいることが、
ただ、きれい、おもしろい、かわいい、
という修飾語のようなものにしか
なっていないのでは。
 
作ったものが、向こうに届いてから、
どんな役割りを果たすのか。
それがちゃんと、自分の感覚に
かなうものか。
 
もっとうろうろしなくては。
 

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