ことばの実験室 更新2019/7/15

伝えておきたいです。

この作文って、そんなにたくさんの人に
見られていない(はず)なので、
思ったこと、感じたことを、
ひとりで、こっそり書き連ねる
楽しさがあるんです。

けど、最近ちょっとだけ見てくださる方が
増えている…
人の目を気にするタイプのぼくとしては、
あれ、敬語で書いた方がいいかな、とか、
あんまり変なこととか、適当なこと
書いたら怒られそうだな、とか
よけいなことを考えてしまう。

だったら…と。

むしろ、いつも自分のノート(部外秘)に
書いているような、
むちゃくちゃ私的な作文でも書こう、
と思う。

絵本の「ことばサーカス」がこれから発売に
向かって宣伝とか、イベントの準備とか、
クラウドファンディングの準備とか、
している間、
ありがたいことに次回作の絵を描いていて、
それが佳境にさしかかってきた。

そうすると余裕がなくなっちゃう。
目の前のことだけと向き合いすぎて
つまらなくなると、気分が悪くなるので
朝は必ず、全然関係ないことをする時間
というのを設けている。

未来のことを描く。
次々回作のコンテを描いたり、
個人的なことばの実験の草案を書いたり、
いつかやりたいなと思っていることを
今から手を付け始めている。

もう一つは、過去を省みる。
Twitterでは、ことばサーカスの
製作過程を更新して自分自身の思考の
過程を振り返っている。
さながら、将棋の感想戦。

未来のことについては、
精神的な健康にとてもいい。

だけど過去のことを書いているとき、
あれ?って思う事があった。

もとは単純に「自分のための整理」と、
「面白がる人もいたらいいな」と
いう考えで絵本の過程を
振り返っていたんだけど、

捉え方を変えれば
「絵本を出すのに、
こんなに時間と労力をかかるのか!?」
という事実があって、
それが中心に伝わってしまう。

絵本を作りたい人にとっては絶望だし、
ベストセラーや無難な絵本だけが流通する
のを嘆くのに、ふさわしい材料になる。

いや、申し訳ない。

まさしく自分が、1冊作るのに
絶望的に時間がかかったけど、
それって、必ずしも、ではなくて、
自分自身の技術が未熟だったり、
テーマが難題、編集者との相性、
が問題だったりする。

すんなりいく人は、もっと行くだろうし、
みんながそうじゃないってことは
伝えておきたいです。

ちなみに、今描いている絵本は、
1作目よりも断然短い期間で、
刊行に向かっています。

(あ、私的な内容にしようと思ったのに、
書いていたら
「伝えておきたいです」って書いてた…。)

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