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わるぐち動物園

立川談春の「赤メダカ」(扶桑社)から、
師匠の談志につながり、
談志から桂文楽を知って
「あばらかべっそん」(ちくま文庫)を、
それから、元弟子の柳家小満んが文楽を書いた
「べけんや」(河出文庫)を読んでいる。
 
なんだか知らないけど、ひそかなマイブーム。
 
今日は、そのことで作文を書こうと思って、
電車の中でメモしていたんだけど、
そこから数時間後の今、
スマホのメモ帳を見返しながら
書きだしたが、あんまりおもしろくない。
 
メモしてるときはえがったんだけっど、
時間が経って冷めちゃった。
 

 
映像で談志が高座に上がっているのを
みていると、
長めのマクラのあとに、いよいよ話に
入ろうかというところで、突然
「なんだかおもしろくねえな。
おもしろくなるはずなんだけど」
といって、話をやめてしまう。
 
あるいは、もう一度初めからやり直す。
 
あ、これは、ぼくが作文を書くのに、
ノらないのとおんなしだ。とおもった。
 
いや、立川談志と自分が「同じ」だなんて
おこがましいのですが、
たぶんそうなんだろうな。
 
前に面白いと思っても、
いま書いている最中で「書きたい」と
イメージできていないと、書けない。
 
だから、違う話をしよう。
 

 
ぼくは小さい頃からわがままであった。
事あるごとに、モオー、と文句を言ったり
口答えしていたらしい。
 
あんまり、モオモオ言うもんだから、
家族からは牛だ、と言われた。
そこでぼくは思った。
 
「ぼくのことは、なんと言われようが
かまやしないよ。ただね、
牛ってそんなにふてくされてんのか。
そうじゃあねえだろう、
牛は機嫌がよくたって、モオってんだから、
不機嫌なのを牛にたとえられちゃ、
牛に悪いよ。」
 
まあ、それはともかくとして、
人の行為を動物の鳴き声にたとえたりって
たまにするじゃない。
 
にゃんにゃんしてる、とか
わんわん泣くとか、
キーキーうるさいとか、
ぶーぶーいうとか、
ピヨってるとか。
 
あんまり、いい意味じゃないね。
悪口みたい。
 
馬みたいに、ひひーんって泣いてるとか、
親指をネズミみたいに
ちゅうちゅう吸ってやがるとか、
サルみたいにきゃっきゃあそぶとか、
緊張して鶏みたいに、
ここここここけ、こってなったり。
 
作ろうと思えばいろいろできる。
みんな悪口になるぞ。
あいつみたいに、いつまでも指を
吸ってたら、ちゅうちゅうネズミに
なっちまうぞ、とか。
 
こういうのさ、
わるぐち動物園って企画にして、やりたい。
これぜったいウケないけど、
自分のHPでこっそりやりたい。  

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