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さようならの為に

何十年も前のアメリカの映画を
見ていると、
ああ、あれはすごい、と思う。
 
人と出会った時や、
別れる時にする挨拶のシーン。
 
背中をぽんと叩いてやったり、
頬にキスをしあったり、
帽子をちょいっとあげたり、
抱き合ったり…、
なんと自然で、爽快で、
そしてあっさりとしていることか。
 
紳士淑女というムードそのもの。
ああいうの、とても憧れます。
永遠に届かないものとして。
 
これは持論だけど、
別れ際に快く「さようなら」が
できる人ほど、
人付き合いがうまいのだと思う。
 
からさわぎ232
 
ぼくは苦手なので、
人と別れる時は、顔に段ボールを
かぶっていないと安心できない。
 
ではさようなら、という
別れ際の段差につまずいてしまう。
 
よくわからないうちに
むにゃむにゃとしてしまう。
 
みんなあれを
どうやっているんだろう。
いや、できる人ほど
そういう余計なことは
意識していないのかもしれない。
 
あの、結婚式に花嫁が顔を
隠しているあの小さいカーテン
みたいなあれ。
いまこそあれが必要だ。
 
別れ際になったら、
そっと顔にカーテンを下ろす。
そして無言でお辞儀をする。
これでどうだろう。
 

 
ああ、だめだだめだ。
こういうこと考えると
どんどんアメリカの紳士から
遠ざかってしまうではないか。
 

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