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くつ下をぬぐ絵本

絵本はこどものもの
というイメージだけど
絵本好きの若い大人も
多いように感じる。
 
若い大人が買うように作られた
ちょっと高価な絵本
(外国の古典絵本のムードを
そっくり借りてきたものだったり)を
ぐりとぐら、いやいやえんの作者の
中川季枝子は「本・子ども・絵本」で
多少批判的に書いている。
 
こどもビリービン189
 
とっくに絵本を卒業したはずの
人たちが、
すてきで、しゃれていて、きれいで、
ロマンチックで、ファンタスティックで
夢がいっぱい、かわいらしく、
甘くてやさしい絵本に
夢中になっているのをみて、
おとなになることを拒否した
幼児がえりの現象でしょうか…。
ということを書いている。
 
なんというおっかない人だ。
 
外見は立派でも実質的には
お粗末としかいいようのない絵本の
山を眺めながら、
大人であるべき若者たちが
社会に対して逃げ腰に
なっていくような不安をおぼえました。
とも書いています。
 
そんなことは認めんぞ、
と震えながらも
これはもしかしたら自分のことかも
しれないと気がついてしまった。
 

 
絵本の実質は
ファッションではない。
ということだと思う。
むしろ、装飾を取り外すこと
だと思った。
 
なんというか、
若いぼくらにありがちな
気を遣ったり、
うわべだけだったり
神経症的な付き合いや、
そんな関係が多くなってしまって
なにか自身を押さえ付けている
ものから解放させることが
出来なくなっている。
 
そういうものを
脱ぎ捨ててはだしの感覚に
なればいいなと思う。
絵本にあこがれるところは
そういうところかもしれない。
 

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