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あの飛行機に乗って

昼間が暑いと、夜の涼しさが
一段と嬉しくなる。
 
室内にこもることが多いので
外に出て空をあおぐと、
すっきりした気分にもなる。
 
目のはしで、ぴかっと光るものを感じて、
見てみるけれどなにもない。
目の疲れ?いやそんなはずは…。
と思っていると、
飛行機だった。夜間飛行の点滅。
 
気がつくと、すぐ横にも、もう一機。
あら、またもう一機。
目の届く範囲の空に3機も。
 
飛行場で202
 
何百年と昔から、
「あの星まで手が届けば…」とか
「あの星に乗って…」などと言われてきて
いまやロマンチックの代名詞となり、
横に心ある恋人でもいるのなら
気遣った微笑みを頂戴できそう。
なんだ、恥ずかしいではないか。
 
同じく夜空で光っている
あの飛行機だったら、胸を張っていえる。
「ぼくはあの飛行機に乗るのだ」
「あ、そ、じゃ空港いけば」
ああ、そうそう、そうだ。
このしらけたかんじこそが
現実なんだ、現実。と実感。
 

 
踏切で待っていると、
轟音とともに列車が過ぎる。
ぼくは目を左から右へきょろきょろ
高速に移動させながら、行き先を読む。
 
「やや、池袋は右方向にあるのか。」
とか、道に迷いかけた時などは
そうやって位置を把握する。
 
これ、飛行機でもあればいいのにと思う。
 
あの飛行機を双眼鏡で覗くと
「関西国際発アムステルダム行」とか
「成田発ヘルシンキ行」とか、
よく分かんないけど行き先が見えると、
おお、と思うだろうな。
 
あそこに自分が乗っているとしたら
どんな気分だろう、と想像すると楽しい。
 
最近、海外旅行にでかけようとして
わくわくしながら荷作りやら
支度をする夢を見るし
(支度するだけで目が覚めるけど)
 
どこか別の場所に行きたい願望がある。
どこに行きたいかは分からないですが。

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